プロにならずにスポーツで月100万稼ぐ方法の本

プロにならずにスポーツで月100万稼ぐ方法の本

秋葉原のブックオフにいったときに購入した『「大好き」を仕事にして月収100万円』という本を読みました。

2006年の著作で、当時はインターネットがいまほど発達していなかった時代ですが、著者がテニスの情報商材で流れをつかむという話です。

よくある情報商材モノかーと思っていたらこれがなかなかに深みがあります。

黎明期(れいめいき)にありがちな、やれば勝てたというような内容でなく、基本の部分で一本筋が通っていて現代でも通用するような内容でした。

本書は「大好きなスポーツがあって、そのスポーツで飯を食っていきたいけれども、プロになるのは厳しそうという人」に向けて、プロ以外でスポーツで稼いでいける方法もあるよ、というのを教えてくれます。

将来の進路迷い気味、という人は読んでみると面白いかもです。

では、以下で本書の内容をまとめていきます。

「大好き」を仕事にして月収100万円の内容

著者は、手持ち2万円からスタートしたテニスのコーチングを記したカセットとDVDの販売で、メルマガ読者1650人、購買に結びつくのは600人、月収は100万円という大きな結果を残します。

しかし、これは流行りにのってインターネット販売を始めたというよりは、何とか稼げる方法を、、と探している中で、結果としてITに行きついたという感じでした。

では、なぜ著者はインターネット販売に行きついたのでしょうか。

それについて紹介します。

著者はテニスが強くない

まず著者は、そもそもテニスのプロでも強化選手でもありません。

高校で始めたテニスにハマるも、最高成績は奈良県でベスト16程度。

進路面談で「テニスがしたい」というと親には泣かれ、担任には「テニスで飯は食えないぞ」と諭されたといいます。

当時は「スポーツで稼ぐ=プロになる」だったからです。

そんなに強くなかった著者は、それでもテニスが続けたいと考えコーチになる道を選びますが、給料はそんなによくはない。

ただ、著者はその中でも徐々に頭角を発揮しだします。

そしてコーチングの方法を全国に教える方法はないものか、と探るうちに、サイトを作ってそこで集客するという方法に行きつきます。

それからは、自転車操業で事業を回したり、申し込みが入ってからテープを創ったりとかなり困難が続きますが、著者はこの仕事を持ち前のバイタリティで解決していきます。

やることを決めた人に失敗はない。

本書では、著者がインターネット販売で月収100万円に到達するまでの経験の中で学んできたマインド的な部分についても詳しく書かれています。

これが松岡修造みたいな感じでアツいです。

たとえば「一度、やることを決めた人に失敗はない」と著者は言います。

エジソンがそうであったように、「たとえうまくいかなくても、それは失敗したのでなく、うまく行かなかったことから学びを得るだけだから」です。

「うまくいかないことの中で、一つずつ改善していけばやがて成功にいきつく」という理論。

逆に、むしろ怖いのは動かないことだといいます。

動かないことを決めると、

悩む→動かない→失敗しない→安心感→動かないクセ

という負のスパイラルが生まれますが、これこそ避けるべき危険なサインだと言っています。

実際に、自分で試してもいないことをまるで自分が体験したかのように思い込む現象は危険で、「●●を今から始めるには遅すぎる」とか思いはじめたら、あとは衰退して行くだけ、というのは確かにな、と思いました。

これを、ブレインロックというらしいです。

バカの考え休むに似たりというやつだな、と思いました。

好きなことを仕事にする方法

では、このブレインロックを外し、好きなことを仕事にするためには、どのように動けばいいのか。

それについても本書では述べられています。

いくつかピックアップしてみましょう。

自分が欲しいものを作る

自分が好きな分野ならではの方法として、自分が欲しいものを作るというのも一つの手です。自分自身がユーザーだからこそプロダクトアウトになりづらく、ニッチはバカ売れ商品を作れる可能性あります。

小さな突破を繰り返す。

何か課題を解決したり、目標を達成したりしようとするときに、いきなり高い目標だけを立てて、ロッククライミングするように登っていくのは難しいので、目標は小分けにしておく方がバリアフリーです。小刻みな階段なら車椅子でも登れます。

小さい達成を繰り返しながら力を付け、自信がついたら徐々に大きな目標を立てるようにしましょう。

不安を脱出するにはクリアリング

とはいえ、好きなことを仕事にしようとして突き進む中で、漠然とした不安やモヤモヤがあるときも出てきます。

そんなときは不安な感情や、その時の経験を言葉で表現することにより、認識する手法としてのクリアリングが大切。

これをすると、すっきりしてやがて不安から抜け出せます。

終わりに

本記事では取り上げていないですが、お客様とのトラブルがあったとき対処などについても本書では、詳しく書かれています。

お客様との信頼関係が出来ているかどうかで、その後の関係はかなり大きくかわるのだな、というのを本書を読んで思いました。

本書の稼ぎ方、カセットに音声をつめて売るという方法自体は現代では古いかもしれませんが、その根底にあるマインドとかやり方については現代でも十分通用します

好きなことをしたいけどうまくいくかわからずに不安という人はぜひ読んでみてください!

プロになるだけが道じゃない!それ以外でもスポーツで飯を食っていく方法はいくらでもあると背中を押してくれるおすすめの1冊です。