本記事ではフォークナーのおすすめ作品の読む順番を紹介します。
フォークナーを始めてみようと思っていた人は参考にしてください。
フォークナーってどんな作家?
英国の代表的な作家です。
フォークナーはジェファースンという架空の街を舞台に、14冊の長編小説を書いています。
中心部を南北に走るジョン・サートリス鉄道と、南部を流れているヨクナパタウファ川の位置関係を頭の中に入れておいた方がいいでしょう。
架空の都市だけど、地理の把握は重要です。
フォークナーの作品読む順番のおすすめ
ではフォークナー作品の初心者向けのおすすめをいくつか紹介します。
- 八月の光
- 眺めのいい部屋
八月の光
まずは「八月の光」です。
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◆あらすじ
アラバマに住む兄の家に居候していたリーナ・グローヴは、ルーカス・バーチという年上の男性と愛し合った末に妊娠しました。まもなくルーカスは行方をくらませてしまい、大きなお腹を抱えたリーナがミシシッピ州ジェファースンまでやってきたのは8月のある日のこと。果たしてリーナはこの地にいるというルーカスと再会して、無事に出産することができるのでしょうか?
◆オススメの理由
過去、現在、未来の出来事がバラバラに描かれていて物語の本筋を掴みにくいのがウィリアム・フォークナー。この「八月の光」は10日間に起こったことが時系列に並べられたシンプルな構成で、入門編にはピッタリです。
眺めのいい部屋
続いては「眺めのいい部屋」です。
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◆あらすじ
イギリスの上流階級の娘がお目付け役の女性と共にイタリアのフィレンツェへ行き、その先で同じイギリス人の男性と知り合うという話です。ヒロインのルーシーには婚約者がいましたが、イタリアで会った奇妙な男にどんどん興味を持っていく、といった話です。
(映画で思い出したのですが、主人公がハリーポッターの悪女ベラトリックス、お付きの女性がミネルバ・マクゴナガル教授で出ていました。このキャストなので映画も印象的だったわけですね。)
◆おすすめの理由
まずは映画で見て、そこから原作に興味を持ちました。全体を先に理解していたので、読みやすく、見たいシーンだけ読むという荒業を使いながら結局通して読み切りました。
フォークナーと作風の似た作家のおすすめ
フォークナーが好きな人に併せておすすめの作品を聞きました。
ヴァージニア・ウルフの日記
ヴァージニア・ウルフの日記や、灯台へが同じような多少古風なイギリスな雰囲気をもっていていいかもしれません。時代にこだわらず、もっと軽いジャンルが良ければP.D.ジェームズ。「高慢と偏見、そして殺人」が個人的には好みです。
ヴァージニア・ウルフ
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高慢と偏見、そして殺人
アーネスト・ヘミングウェイ
フォークナーと同じく1920年代から30年代にかけて活躍した「失われた世代」の作家、アーネスト・ヘミングウェイの「移動祝祭日」お勧めします。
生涯をアメリカ南部から出ることなく過ごしたフォークナーと、若い頃にパリに留学して見聞を広めたヘミングウェイを読み比べてみて下さい。
移動祝祭日
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簡単ですが以上がフォークナーおすすめでした。有名な作家なので是非読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!

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