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【飲食店のワンオペは可能!?】レビュー『外食逆襲論』反撃のカギはIT化!走りながら考えろ!

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「外食逆襲論」と言う本を本屋で見つけまして、

・今まで見たことのない表紙

・定価1300円と微妙に安い価格設定

・タイムリーで攻めたテーマ分野

などから購入しました。

そして早速読んでみたので以下にレビューをしていきます!

所感として、良い本でした!

動画版も作りました⬇️

「外食逆襲論」の内容をざっくりと紹介

まずは本書「外食逆襲論」の概要を簡単に紹介します。

本書では、「これまでのやり方をしていては外食は生き残れない!」として、これからの外食産業の方向性を示した本です。

本書の著者自身は、別業種から外食業界に参入した変わり種で、だからこそ外食業界のしがらみにとらわれない改革ができたということ。

実際、IT化とか効率化の手法や考え方はかなり斬新です。

 

本書「外食逆襲論」で学べる内容とは?

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本書で学べる内容としては以下のようなものがあります。

・IT化はもはややるかやらないかでなく、それを前提にしてどう生かすかのレベルにあること。

・実際にクリエイティブな改革を成功させている店舗の事例

・これからの店員のあり方と方向性について

外食業界で経営者をやっている人は必読で、従業員の人も読んでおいたほうが良い1冊かなと思います。

本書「外食逆襲論」で個人的に面白かった点

では以下で本書を読んで面白かった内容をまとめていきます。

具体的には以下の3点です。

それぞれ見ていきましょう。

ITの進歩によるDJの変化について

DJは昔、職人技だったと言います。

会場の雰囲気を読み取り、正確に音楽をつなぎ合わせる必要があったからです。

しかし最近ではUSBメモリで事前に曲を繋げておき、当日のDJは客の盛り上げ役に回ることが多いです。

これはUSBメモリというITの発達により、DJの役割が変化したことを意味しており、外食業界における店員の役割も、これと同様に変化すると見られる、とのこと。

具体的には、清掃や調理、レジ打ちなどは機械に任せ、真の接客に従事することになるだろうと著者は読む!

シカゴのワンオペ店の事例

シカゴではワンオペを達成しているバーがあります。

そこでは客は入店時に店員にクレカをわたし代わりにICチップを受けとるスタイル。

そしてそのチップを持って自由にビールサーバーから飲み物を注ぎ、注いだドリンクの量はICチップにより計測され、ml単位で最後に清算される。

料理は提供せず、持ち込みを許可するという方式で店員は調理を行いません。

なので店員の業務は最初のクレカ受け取りと最後の精算確認のみとなり、ワンオペを実現しているとのこと。

・・・これすごいいいなー!と思った。

データを用いた接客の必要性

ビッグデータを用いた顧客分析の重要性についても著者は言及しています。

例えば、顧客データを記録しておき、好みのメニューやよく飲むドリンクの種類などがわかれば、新人であってもお客様にオススメをすることも可能になるといいます。

また、電話対応をAiを用いてアウトソージングすることで、これまでは高額すぎて個人店舗などでは導入できなかった電話応答代行を、低価格で実現できるようになり、店員は電話対応で接客を妨げられません。

他にもデータを用いた経営改革を行うことで、「楽しようとするんじゃない!」というような、ナンセンスな経営者は駆逐され、良質な店舗だけが生き残り、業界全体がホワイト化する可能性が高まります。

おもてなしは重要だが、それは効率を落として良い理由にはならないと著者は言う!

ちなみに本書のデータでは、繁盛店と不繁盛店で、新規来店者数はあんまり変わらないそうです。

違うのはリピーターの比率で、4回目以降はもう常連なのでそんなに来店率が落ちないけど、特に2回目、3回目の客をいかにして常連にできるか?みたいなところが重要だそうです。

その辺もデータを用いて、「今日はこの客が熱いぞ!」みたいに号令をかけると良いとのこと!

・・・それ強そう!

そういえば外食逆襲論のタイトルの意味ってなに?

これは再読してて思ったですが、「外食逆襲論」というタイトルの意味ってなんだろうと。

キャッチーなだけでなく何か意味がありそうだ、そう考えてもう一回ちゃんと読んでみるとどうやら以下の感じがそれっぽい。

「外食業界は隣接領域から市場を削れられている。今度は外食業界が隣接領域に打って出る番だ!」

で、そのための手段としてIT化があるみたいな話なのかなと思いました。

終わりに

かなり衝撃的な一冊。

さらっと読める分量ではあるものの、新時代の外食の方向性については道しるべとなり得る本です。

外食に関わる人は、ぜひ読んでおきたい1冊。

ではまた。良い読書ライフを!

動画版↓

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