本が好き!1級の私が2018年度春に献本で貰った書籍まとめ

本が好き!1級の私が2018年度春に献本で貰った書籍まとめ

献本がもらえる読書サイトに「本が好き」というサイトがあります。

献本書評サイトということで、どんなものかと思って半信半疑で登録したのですが、結論から言うと、献本かなりもらえます!

実際自分は、2017年11月から2018年4月の半年程度で20冊以上もらっています。

本が好きの献本制度

本が好きの献本制度を簡単におさらいしましょう。

本が好きは段位制のサイトで、初めのうちは見習い期間ということで、一般の書評を上げて実力を認められる必要があります。

書評を上げたり、自分の書いた書評が誰かにいいねされるとポイントがたまり、月に一度の昇段審査で段位が上がります。

段位が上がると同時に最大3冊の献本に申し込めるようになり、このレベルになると月に数冊は献本がもらえるようになります。月に数冊の本がもらえるようになるまで自分の場合は毎日書評を上げていて、約2か月かかりました。

本が好きでもらった本

では、本が好きで貰った本をまとめていきます。2017年度にもらった本は以下にまとめているので、よかったら見ていってください。

人生の悩みをなんでも解決『人生の作戦会議』

「なんでも解決しちゃう女」というタイトルでどんなストーリーなんだろうと気になって応募したら当選したのがこちらの1冊。


人生の作戦会議 なんでも解決しちゃう女、王生際ハナコ

ストーリーとしては主人公の王生際ハナコさんの相談室に、様々な悩みを抱えた人たち(主に20~30歳くらいの人が多い)が訪れ、それを主人公が解決していくというもので、ここまでは予想通りのストーリー。

本書で面白かったのは、悩みの網羅性とハナコさんの解決の糸口の見つけ方の切れ味です。

人生の悩みは大体網羅されている

本書で解決される悩みとしては、恋愛、給料、職場の人間関係、不倫など、大体の人が悩みそうな内容は一通り解決されています。

何か悩みがあるという人は本書を読めば、ほぼ間違いなく自分の悩みと関連する事柄が出てくると思います。

なので、本書を読むと悩みが解消されたり、何をすべきかがハッキリして頭がすっきりするかもしれません。

アドバイスが論理的で的確、そして人間味がある

仕事、恋愛、人間関係など色々と悩みを抱えた人たちに対し、それを論理で解決してしまうハナコさんのやり方は、歯に物着せぬ物言いをしつつも、ちゃんと相談者の共感を忘れない。

相談受けるのはめっちゃ頭使うから1日5件までしか受けられない設定は人間味あって好きでした。

ハナコさんのアドバイスをいくつか紹介すると、

全然売り上げが上がらないという美容師に対して

「お客さんに頼らないこと。買いたくなるイメージは売る側が用意すること。買うことで今と何が変わるのか、どこがどう便利になるのかを、映像が浮かぶくらい丁寧に教えてあげること。」

「基本的にね、自分が太客になっている業界には、自分が稼げる可能性があるんだよ。それに対してお金を払う人の気持ちがわかるって商才だから。」

どこに行っても人間関係に悩むという若手社員に対し

「頭の悪い人、要点がずれている人は、基本的に嫌われる。なぜかというとそういう人は、他人に二度手間を掛けさせるから。」

このように悩みの根幹をバッサリ切り、対策まで丁寧に教えてくれています。

所感

困ったときにこの相談室サービスはふつうに現実で欲しいなと思いました。

ハナコさんのバックグラウンドみたいなところは、本書ではまだ語られていないので続編に期待。

ちなみにこの小説の作者はモデルの下田美咲さん。ナンパ師の父(チャラい)と小悪魔な母(どちゃらい)とクレイジーな姉(恐い)とNo.1ホストの弟(鬼畜)という家族構成の次女として生まれたという著者は、飲み会コールの歌を発表し、「合コンアワード2013」表彰式にて日本合コン協会から合コン業界の発展に貢献した人物として表彰されたこともあるという破天荒な人物。

人生経験豊富な著者だからこそなのか、人生相談アドバイスにも面白味がありました。

人知れず悩みがあるという人にオススメ。


人生の作戦会議 なんでも解決しちゃう女、王生際ハナコ

 神社に行く前に目的を明確にする必要性を学べる本『なぜ、嫌いな人があなたの人生に現れるのか』

続いてはいわゆるスピリチュアル本なこちらの1冊。

本書によると、以下の7つのステップであなたの前から嫌いな人がいなくなります。そのステップがこちら。

ステップ1:人生を振り返って「氣づき」を思い出す
ステップ2:1度自分は「死んだと思う」
ステップ3: 新しい「人生のはじまり」だと思う
ステップ4: 「ジャッジしない」練習をする
ステップ5: 「天からのメッセージ」を受けとる
ステップ6: 危険は回避しよう
ステップ7: 神社で開運

この順番を始めてみたときは違和感がありましたが、本書を読むとこの順序が重要な理由がわかります。

本書によると、いきなり神社に行っても何を祈ればよいかわからないので、まずは、人生を振り返り自分が夢中になったものは何かを思い出すことが重要とのこと。

「夢はオーダーがはっきりしてる人から叶えられる」と述べられていて、確かに!と思いました。

夢が見つかったら、それを具体的にどういうステップで実現していくかがはっきりさせていきます。そして、願いの達成までのプロセスが見えてきたら、実際に動き出すことになりますが、その際、物事の捉え方も重要です。

「否定的なレッテルを貼ると全てがうまくいかなくなります。
例えば学校の先生が口うるさく注意するのを、あの先生は、私のことを嫌っているから厳しいのだろう、と捉えると否定的な流れに繋がりやすくなってしまう。一方、成長のために先生が厳しく指導してくれているんだと捉えられると、よし、次は先生の言う通りやってみよう、と立て直すことができる」

と著者は言っていますが、これは確かにその通りですね。

で、実際にポジティブな捉え方をするための方法として本書ではいろいろな方法が述べられています。

例えば、自分を一度死んだと思うことであったり、理不尽に怒られても落ち込まない方法だったり、太陽の光を体に吸収する瞑想法だったり。

本書を読んで、すべての出来事が目的のためにつながっているというのを感じました。

初めはいきなり神に祈っとけばいいんじゃないかな、と思っていましたが、本書を読んだ後は、「逆にもうステップ6まで来たら神社要らなくね?」と思いました。

何かを成し遂げたいことがあるけど、具体的に何をすればいいかわからない、という人にオススメです。


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独特な世界線で進むミステリー小説『14歳のバベル』

続いては新人作家によるミステリー小説です。

8年前のある事件で、日常の生活が送れなくなった主人公の冬人。8年前の事件以降からITを捨てた日本社会。夢の世界で出会うシュメール人の青年との対話、年に一度のビールイベント「イエローフライデー」の成功に向けて準備する父とシンビール社。

というように、どこか今の日本とは少しだけ違う世界で、事情については詳しく語られないままに物語は進みます。

中盤以降一気に物語が加速し、アドベンチャーのような様相になり一気に読み進めることができました。

少し残念だったのは、序盤の立ち上がりはかなりよいのに、中盤以降のミステリーがお粗末なこと。不十分な仮説で都合よく進むので、読者は結構置いてきぼりになりました。

まあ、新人ということで今後に期待。

本が好きでは、人気作家だけでなく、売り出し中の新人とか自費出版?のような本も献本に入っていることがあり、それが魅力でもあり、怖いところでもあります。


14歳のバベル

今まで読んだ中で最も読者としての力量が試された作品『姥捨て山戦争』

そして本が好きの恐ろしさを知ったのがこちらの作品。

45歳以下のものの年金支給を90歳からにするという政府の発表により、暴動が発生。老人と若者の争いが始まり、血で血を洗う凄惨な状況に、、というストーリー。

オチとしては結局は政府の手のひらの上で終わるというものです。

この小説は今まで自分が読んできたすべての本の中で最も、読み進めるのがキツイ本でした。

序盤は、作者のエゴというか自己投影と社会への不満を延々と聞かされ、後半は弱い者いじめを嬉々として楽しむ犯罪者の心情を聞かされているようなそんな感じのストーリーです。

献本で貰ったからには何としてもポジティブな書評を上げねばならない。しかし読むのキツイ!そんなジレンマを感じつつ何とか読了。

本が好きの400文字以上という献本書評の最低ラインがこんなに長く感じたのはこの本が初めてでした。

自分の読書家としての力量を試したい人にオススメです。


楽天:姥捨て山戦争 [ 松本博逝 ]
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終わりに

以上が2018年の4月の1か月間で貰った本のまとめです。

4月は年度初めで予算が多かったのか、献本数が多く、普段より1.5倍増しくらいで多くもらいました。

玉石混交といった感じですが、普段読まない本も献本で読めるというのも本が好きの魅力です。

本好きなかたはぜひ本が好きに登録してみてはいかがでしょうか。