外食の健康リスクを回避するためのおすすめ本『じつは怖い外食』

  • 2018.09.28
外食の健康リスクを回避するためのおすすめ本『じつは怖い外食』

基本的に自分は外食メインの生活を送っています。

ただ一応健康には気を使っているつもりで、比較的野菜の多い外食とか、栄養バランス的に足りないのはサプリで取ったりとかはしてました。

栄養バランス的にちゃんととっていれば外食ばっかりでも大丈夫なはず!という考え方ですね。

でもよく考えたら「そもそもなんで外食って健康に悪いといわれているんだろう?」という点がいまいちよくわかっていませんでした。

そこで、なぜ外食がダメなのかを学ぶために、食の健康に詳しい南清隆氏の著作『じつは怖い外食』を読みました。

今日は、その内容を紹介していきたいと思います。

『じつは怖い外食』の内容

数年前に起きた「一連の食品偽装問題で明らかになったのは、知らず知らずのうちに我々は騙しのテクニックの中にいるということ」だと著者は言います。

液体プラスチックでコーティングされたコメ、目の見えなくなったウシで作られる霜降り肉、など外食の裏側を暴露していくという内容です。

ぶっちゃけかなり怖いです。

でも、本当は怖い外食を知り、危険を避ける方法を学ぶのに最適な一冊だなと思います。

『じつは怖い外食』を読んで学んだこと

では以下に本書を読んで学んだ内容をまとめていきます。

精米改良剤は成分表示されない

液体プラスチックとも呼ばれる精米改良剤という化学製品があります。

これを使うと古くなった米が割れてしまうのを防いだり、古米特有の参加した匂いを消したりできるそうです。

この精米改良剤は、原則として薬事法上表示義務があるが、怖いのは加工助剤として使用した場合は書かなくても良いという例外ルール。

外食産業では当然のように使っているが、基本的に表示はされていません。

なので、土壌の汚染された中国米などが精米改良剤によりきれいにして用いられていると著者は指摘します。

霜降り肉は満身創痍の牛の肉

高級肉として知られる霜降り肉は実はかなり危険な食べ物みたいです。

霜降り肉を作るためには、そのもととなる牛に高カロリーの飼料を与えるだけでなく、多くの場合早く太らせるためにビタミンAを欠乏させる処置をするそうです。

するとほとんどの牛は目が見えなくなったり、糖尿病になったりします。

そんな牛の肉が霜降り肉だと著者はいいます。

…えーなにそれ怖い。

ちなみに、著者の言う健全な牛は、東京ドーム3つ分の草原に30匹までの環境で育てられたウシだという。

…日本だとその面積をキープするのはかなり苦しいですね。

また、飼料に関してもトウモロコシを増やすと、オメガ6系の脂肪酸が蓄積されてしまい、その肉を食べることで人間にも健康リスクがあるそうです。

トウモロコシ由来の飼料で育てられたウシを過剰摂取すると、具体的には、心臓疾患や脳卒中、ガンなどのリスクがあるとのこと。

油を変えない店はトランス脂肪酸リスクあり

動脈硬化を引き起こす原因とされるトランス脂肪酸。これは揚げ物の油から発生する。

インスタント食品やレトルト食品、油を変えないカレーパン屋なども危険。

マーガリンもよくないそうです。

有名ホテルのケーキバイキングなどもトランス脂肪酸まみれのこともあり、高級だから大丈夫、とはならないようです。

日本のコーラはアメリカより危険

発がん物質4メチルイミダゾールという物質があるとアメリカの交易センターが発表。

この量が問題で、アメリカのカリフォルニア州のコーラは4マイクログラムなのに対し、日本のコカコーラは72マイクログラムも入っているらしい。

規制がないから危険性がわかっても使い続けているのが現状らしい。

今も使ってるかは不明ですが本書出版時(2014年)はそうだったみたいです。

…何それ怖い。

マクドナルドは脳に悪影響のあるとされるアスパムテールを使うので危険

以前から鬱病など脳へのダメージがあるとされ健康リスクが懸念されているアスパムテールをマクドナルドは依然として使い続けている。

油もトランス脂肪酸が多く、健康面ではマクドナルドは弱いと著者はいう。

ヤマザキパンもWHOガイドライン違反

菓子パンは身体に良くないとはよく言われるが、発がん性が指摘された臭素酸カリウムが入っているそうですね。

野菜ジュースのビタミンCは工業合成されたもの

野菜ジュースは、外国産の野菜を濃縮したものを輸入し、水を加えて再び液体にし、添加剤で調整したもの。

ビタミンCが成分にあるが、これは野菜本来のものでなく、添加剤として加えられた工業合成されたものなので栄養面には疑問が残る

回転寿司のアナゴはウミヘビ

これも衝撃だったんですが、回転寿司のアナゴはマルアナゴというウミヘビの仲間らしいです。

あと、ネギトロもメインはアカマンボウで、そこに申し訳程度のマグロの切れ端を混ぜたものだという。

…詐欺やん!

ちなみにマグロもマグロで、重金属がかなり濃縮されて堆積していて危険らしいです。

終わりに:とにもかくにも法整備を進めたい

本書を読んで思ったのは、もはや安全な食はあるのか?ということ。

まあ、日頃食べてても死んではいないので即効性がある食材ばかりではないみたいだけども、考えさせられますね。

また、日本の法整備がアメリカとかに比べて遅れているという点も問題なのかなと思います。

企業にはコストカットと効率化が使命としてあるので、禁止されないとなかなか変えにくい。

だからこそ、危険な物質はガンガン規制していく法整備も必要なのかなと思いました。