マンモス再生本の比較書評!クローン化と遺伝子組み換えの2つのアプローチの違いとは

マンモス再生本の比較書評!クローン化と遺伝子組み換えの2つのアプローチの違いとは

最近、マンモス再生という本が出版されました。

近年の遺伝子工学の進歩はすさまじい勢いで、ゾウに遺伝子組み換えをすることでマンモスを人口的に作り出すことも可能になりつつあるというのです。

え、何それ凄い。

今日は、絶滅したマンモスを再生する方法に関する本を2冊比較紹介します。

よろしくお願いいたします。

では、始めます。

そもそもなぜマンモスなのか

再生するのは、なぜマンモスなの?という問いもあるかと思います。

恐竜とか、リョコウバトとか、ドードーとか、ほかにも絶滅した生きものはいっぱいいるのに何でマンモスなのか、えこひいきだ!と思う人もいるかと思います。

まあ、その点については、ゾウと近いので復元しやすいとか、地面を踏み鳴らすことで地球温暖化対策になる、とか科学者サイドでもいろいろ理由があるみたいですが、一番大きいのはマンモスの活きた細胞が発見されたことです。

どういうことかというとマンモスの牙を採取する種族が、マンモスの遺体から血が流れ出てきたと報告が上がったのです。

マンモスはかなり昔の生き物なので、普通は現代では見つかっても化石かミイラになっているはずですが、生息地が極端に寒冷であったため、死ぬと同時に瞬間冷凍されるような状態で氷漬けにされたものが多く、新鮮な細胞が得られたということです。

これにより、マンモスを再生できるかもしれないという機運が高まりつつあるというのが最近の流れとなっています。アメリカや韓国の研究チームが研究を進めているようで、数年以内に復活可能とも言われてるみたいですね。


マンモスが地球を歩いていたとき

第一のアプローチ:ゾウの遺伝子組み換え

では、実際にどうやってマンモスを復活させるのか、の話に入っていきます。具体的な手法は2つあります。

一つは最近発売された『マンモスを再生せよ』という方法で解説されている方法で、マンモスの細胞からDNA情報を解析し、マンモスと遺伝子配列の近いゾウに遺伝子組み換えを施すことでマンモスを作りだそうというアプローチです。

簡単に言えば、ゾウをマンモスに変えてしまおうという作戦です。

この方法はハーバード大の研究チームが中心となり、プロジェクトを進めており、かなり実用化が近づきつつあるそうですね。

あと、この本を読んでいてびっくりしたんですが、マンモスの牙って結構普通に取引されていて、象牙じゃないから規制されていないそうで象牙ファンはマンモスで代用しているそうです。

◆象牙牌ならぬマンモス牙牌つくれそう!と思って書いた記事
象牙麻雀牌を入手する3つの方法!ゾウがダメならマンモスの牙を使えばいいじゃない


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第2のアプローチ:クローンマンモスの作成

二つ目のアプローチとしては、『マンモスの作り方』という本で紹介されており、オスのマンモスの精子をメスのゾウと人工授精させる手法です。

メスのゾウとオスのマンモスを掛け合わせると、ゾウとマンモスのハーフが生まれます。このハーフマンモスのメスに対し、さらにマンモスのオスの精子を人工授精させる。そうすると次は75%マンモスなゾウが生まれる。

この方法を繰り返すとやがて限りなくマンモスに近い生物が生まれ、実質的にマンモスが再生できる、という手法です。

この方法は、精子のDNAが体細胞に比べ壊れにくいことを利用した手法で、雄のマンモスが見つかれば、再現可能と書かれていました。

まあ、ゾウの寿命長すぎるだろとか、途中で途絶えたらどうするとか、いろいろ課題はありそうですが、ハーフマンモスくらいだったらいずれ行けそうですね!


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終わりに

マンモスが再生したらすごいですね。(小並感)

マンモスって実は今のゾウとほとんどDNA配列が変わらないみたいなので、遺伝子組み換えはかなり現実的なアイデアだそうです。

ゾウって寒いの苦手なイメージだけどマンモスだけは大丈夫なので、毛皮付きゾウみたいなイメージなのかもですね。

何にせよ絶滅した贓物が復活できるというのはワクワクするな、と思いました。