蔵書が多い人のための本の比較

蔵書が多い人のための本の比較

基本的に読書はよいこととされる風潮があります。
もし敢えて読書のデメリットがあるとすれば、それは部屋が狭くなることです。

本は場所を取るので、本を持ちすぎると蔵書の置き場に困ってしまいます。

今日は、読書家の人に向けて、蔵書が多い著者の、蔵書とどう付き合うかについての本を紹介します。対象は以下の2冊です。

・蔵書の苦しみ
・古本の雑誌

 

蔵書の苦しみ

本好きの収集家の苦悩を描いた作品で、本書では理想の蔵書数は500冊としています。
安易に電子書籍に逃げるのでなく、強い心で蔵書を断捨離していくスタイルに好感が持てます。

前半では蔵書を持ちすぎるリスクとして、床をぶち抜いた老人の話や、蔵書が空襲で燃えた永井荷風、植草甚一の話なども出ていて面白いです。

本書では、蔵書の処分として、一人古本市の開催を推奨しています。

もし、蔵書が1000冊以上あるような方は本書を読むと参考になると思います!

 

古本の雑誌

古書マニアたちの本『古本の雑誌』を読んで古本屋を始めたくなった!【書評】

こちらの著者は、もう蔵書を減らすことはあきらめ、古本マニアへの道を進んでいます。

同じ本を版数が変わるたびに買い、58冊持っているようなレベルの違う読書家たちの話です。
本書の中で語られる「古本者けもの道すごろく」は一見の価値あり。

古本屋あるあるみたいな話や、古本の蔵書家の末路についてもいくつかプランを用意してくれているので、もう蔵書を減らす気はないという方に、オススメです。

 

まとめ

本を置くためだけにビルを建てた立花隆や、書庫としてマンションを数件借りている荒俣宏などの読書家もいるので、財力さえあれば持ちたいだけ本を持つことができるみたいです。ただ、その際も本は重いので特別なつくりにしないと床が抜けたりして大変みたいですね。

まあ、最近は電子書籍にするという手もありますので、今後は蔵書に悩む人の数は減っていくのかもしれませんね。

電子書籍にはKindleなどで新刊を買うだけでなく、紙の本をスキャンして電子化する「自炊」という方法もあるので、メモなどを残したい人はそちらもオススメです。

本を大事にする人にこそ読んでほしい1冊『電子書籍自炊マニュアル』!