『日曜日の狩猟採集生活』週末ハンターの始め方

『日曜日の狩猟採集生活』週末ハンターの始め方

『日曜日の狩猟採集生活』という何とも心惹かれるタイトルを発見して、おもわず手に取ってしまう。

パラパラ見ると、どうやら大人が本気で昆虫とか山菜を取りに行く本みたい。

ちゃんと読んでみると、昆虫の見つけ方、取り方から食べ方まで書かれてて、まさに狩猟採集時代といった感じ。

本書によると、山菜も慣れてくれば数時間でカゴいっぱいに取れるという。かなりコスパがいいですね。

釣りや野宿のやり方についても書かれており、本書を読めばモンハンとかの採集クエストに行けそうだなと思いました。

では、以下に本書を読んで面白いと思った点をまとめていきます。

川のギャング・タガメ

タガメが水中の昆虫のなかで最強というのは初めて知った。

6cmくらいのサイズでぱっと見はそこまで強そうな感じではないですが、河の中ではかなりの強キャラ。

鋭い前足で獲物を掴み、体外消化で溶かして吸ってしまうというのめっちゃ怖いやつです。

獲物となるのは、トノサマガエルとかドジョウ、フナなど、ときには蛇までやられることもあるという。

 

野宿のコツ

狩猟採集生活に欠かせないのが野宿です。

野宿の場所については、まず増水時に浸かる場所は避けることが重要です。ぱっと見、水が枯れていても沢筋があるところなども避けましょう。

また、水がかかると寝ている間に体温が著しく奪われるので、シュラフ(寝袋)にもシュラフカバーを付けるなどの工夫が重要となります。

 

また、野宿のアイテムとしては、タープ、ツェルト、テントの3種があります。

それぞれの違いは以下の通り。

タープ・・・屋根を貼っただけの簡単な作り。雨は防げるが、虫や風は防げない

ツェルト・・・壁のあるタープで、軽いので登山などでよく用いられる。

テント・・・組み立てるタイプの簡易宿泊セット

いろいろあるんですね。

 

干潟狩りのオススメアイテム

本書では、山のほかに海や干潟にも進出していきます。

その中で、干潟狩りの際のおすすめアイテムというのがあったので、ここではそれらを紹介していきます。

干潟狩りは素手で行くよりも熊手やペットボトルを持っていくと効率よく貝などを集めることができます。

 

他にも偏光グラスや折りたたみ椅子などがあるとよいといいます。

偏光グラスは、光が反射して地面が見れないときに役立ちます。

また、干潟は腰掛ける場所が皆無なので、折り畳み椅子があると休憩できてありがたし、とのこと。

…なるほど、初心者にはゼッタイ思いつかない発想だなと思いました。

終わりに

本書を読むと、山、海、干潟、河と次々と進出しており、著者はいったい何者なんだ??という疑念が膨らんでいました。

最後にあった著者のあとがきによれば、著者は山奥育ちで幼少期からスズメを取ったりしていたらしい。

なるほど、どうりで。

まさに熟練の技がいろいろ紹介されているので、ちょっと狩猟採集生活をしようかなという人にはオススメの1冊です。