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【中国の超IT企業!】『TikTok最強のSNSは中国から生まれる』のざっくり本レビュー

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IT企業といえば、アメリカのシリコンバレーで生まれる!みたいなイメージが強い人も多いのではないでしょうか。

自分もそんなイメージを持っていました。

しかし、いまGAFAと呼ばれるGoogle,Amazon、Facebook,Appleの四天王を超えるのではないかと目される企業は中国から出ています

中国の超IT企業して特に注目を集めているのが「TikTok」です。

ん?日本では若者向けの動画プラットフォームでそこまでの勢いはなさそうだが・・

と思う人も多いかと思いますが、本書『TikTok最強のSNSは中国から生まれる』によると、そんなレベルのサービスではないことがわかります。

以下で、このTikTokというサービスとそれを運営するバイトダンスという会社について見ていきましょう。

動画版で見る↓

TikTokとバイトダンス、そしてDouyinの関係性

まずはTikTokというサービスとかなり似ている中国国内の動画サービス「Douyin」、そして運営会社となるバイトダンスについて見ていきます。

これらの関係性としては以下のような感じだそうです。

TikTok・・・グローバル版

Douyin・・・中国国内用

バイトダンス・・・TikTokを運営する会社

中国では検閲とかも結構あるので、FacebookもAmazonもYoutubeもInstagramも使えない特殊事情があり、国内向けとグローバル向けで分けているのかなと思います。

なので表向きはTikTokとDouyinは関係ないことになっていますが、実際にはかなり似たサービスで国内外の区分けだそうです。

 

中国で超IT企業が生まれた理由!2つのIT革命とは?

ではなぜ、中国においてGAFAに匹敵するような超IT企業が生まれたのか。

この項では、その理由について見ていきます。

理由として著者は、中国で起こった2つの革命の影響をあげています。

・キャッシュレス革命

・動画革命

Facebookも、ツイッターもインスタグラムもyoutubeも使えないからこそ、社会主義の鎖国により生み出された中国経済は、ガラパゴス化したイノベーションが満載。

特に大きいのが上の2つで、中国ではキャッシュレス化はほぼ完了しており、動画の普及率も高いです。

どのくらい普及しているのか、というと、電車内で乗客の半数以上は何らかの動画を見ているようで、街中の屋台などでも動画配信をしており、キャッシュレス決済が行えます

また、個人情報に関する考え方も欧米諸国とは大きく異なり、中国では「便利になるためなら、個人情報は明け渡してもいい」という考えの人が多いと本書では言及しています。

法律的にも、中国では国民をIDで管理しており、その番号を用いることで、よりユーザに特化したレコメンド機能を実現できたりという点に強みがあります。

TikTokはただの若者向け動画配信アプリでない

ではそんな流れの中で、実際にTikTokは何が強いのか、という点を見ていきましょう。

まず一つは先ほどもあげましたが、レコメンド機能で、TikTokを運営するバイトダンスはもともとレコメンド機能が本質の会社で、その技術を活かすための手段としてTikTokなどがあるといいます。

そして中国ならではの個人情報の取りやすさなどもあり、レコメンドにおいてはGAFAをも凌ぐと言われています。

実績としても以下のような感じで、成長率がやばいです。

・2016年スタート

・2018年第一四半期に世界で最もダウンロードされたアプリ。4580万DL。

・5億人のユーザーがいる

TikTokとYoutubeの違い!パソコンかスマホか

では、TikTokの強みを似たサービスとしてのYoutubeとの比較をして見ましょう。

Youtubeとの比較でいうと、TikTokは携帯特化の縦長の画面が特徴となります。

(Youtubeはパソコンに合わせた横長)

そのため、携帯で動画を撮ってそのまま投稿できるのが魅力で、高度な編集技術は必要ありません

また。Youtubeほど投稿者のレベルも煮詰まっていないため、参入障壁が低く、中国を中心に伸びています。(そして次は日本ではやろうとしている!日本を取ると東南アジアへの足がかりになるとのこと)

特に旅行系と相性が良く、旅行会社をスポンサーとしたTikTokのプロ動画配信者なども出ているとのこと。

・・・編集技術が入らず、携帯でそのまま行けるというのは強いなと思いました。

終わりに

ここまで本書「TikTok最強のSNSは中国から生まれる」で学んだTikTokと中国のIT事情について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

中国は独自の経済圏があるので、ITの進化も一味違うというのを学びました。

今後は日本にも中国発のIT企業のサービスが入ってくることもあるかと思うので、チェックしておきたいところ!

本書では、アリババ、テンセンスなどのその他の中国ITメーカーについても言及されているので、中国ENMMA企業を知りたい人にもオススメです。

ではまた。良い読書ライフを!

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