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【レビュー】「東京エリア戦略」外食チェーンの出店を知れる本

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東京は世界的に見てもめっちゃ変な街で、人口がこんなに集中することってあんまりないんだそうです。

となると、東京におけるお店の出店戦略も、他にはない独特の戦略が必要となります。

たkる
たkる
この点については東京在住の外食使いである自分も深く着目していた。

で、その東京エリアにおける出店戦略を網羅的かつ深く解説した一冊が出版されていて、それがこちらの「東京エリア戦略」です。

たkる
たkる
流石にこれは買わざるを得ない・・・!

と思って、購入して見たらやっぱり面白かったので、以下でレビューをしていきます。

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新刊本レビュー「東京エリア戦略」とは?チェーン店の経営戦略の違いを知れる本です。

というわけで、本書「東京エリア戦略」について解説していきます。

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本書では、東京エリアにおけるチェーン店の出店戦略を解説した一冊となっています。

本書を読むと、

  • スタバとセブンが同じ位置に存在しない理由
  • ウーバーイーツって何がすごいのか
  • 上島珈琲店とスタバの違い

とかを知ることができます。

そして、このエリアなら次のこの店舗が攻めてきそうだな!みたいな未来予知も可能になります。

たkる
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つまり、東京外食チェーンマスターになれる

そんな一冊です。

では以下で、本書で学んだ内容についていくつかピックアップして紹介します。

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「東京エリア戦略」で学んだ外食出店戦略のコツと違い

本書で学んだ内容を紹介していきます。

顧客のライフスタイルの変化に対する2つの戦略

まずはふわっと全体的な戦略の話なんですが、これが結構なるほどなと思ったので紹介します。

で、それが何かというと、顧客のライフスタイルの変化に対する企業側の対応の仕方について。

つまり例えば、若者向けの業種のお店があったとして、黎明期にお得意様だった若者たちが大人になった時、そのままの営業スタイルをしているとやがて顧客は減っていきます

で、この時にどうするかというと、2つの施策があります。

  • 次の世代の若者に合わせて変化する
  • 前の世代の若者のライフスタイルの変化に合わせる

このどっちかです。

どっちにしても、どっちかは捨てなくてはいけないところで、どっちを選ぶかが重要になります。

たkる
たkる
多分こうなりそう↓

・次の世代の若者に合わせて変化する

「俺たちの好きだった○○はもうない!」と前の顧客に言われる

・前の世代の若者のライフスタイルの変化に合わせる

「○○?おっさん、おばさんの行くところやん!」と次の世代の若者に言われる

割と重要な経営判断ですね。

スタバとセブンが揃わない理由

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スタバもセブンも人口の多いところに出店する戦略をとっています。

しかし、その両者は意外と同じ場所にはなかったりする

その理由は以下の通り。

  • スタバは日中人口を重視する
  • セブンは夜間人口を重視する

うちの近くだと、西五反田だけはセブンとスタバが隣り合っているんだけど、そういえば確かにあんまり競合しないなーと思いました。

ちなみにセブンもスタバもその業種の中ではかなり強い企業で、セブンはローソンやファミマよりも1店舗当たりの1日の売り上げが10万円くらい高く(65万円くらい)、スタバもテイクアウトが半分くらいを占めているため、売り場面積が狭くても出店できるという強みがあるとのこと。

・・・スタバのコーヒーってまずい気がしていたからこれは意外・・!確かに常連っぽい人はカスタマイズしてるからそれは美味しいんだと思う。

ウーバーイーツが強い理由

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ウーバーイーツって最近めっちゃ東京では流行りなんです。

もう道を歩いていると、だいたいウーバーイーツの四角い緑のリュックを背負ったチャリを見かけるくらい。

で、このウーバーイーツなんですが、何が強いんか?というのが本書を読むとわかりました。

強い理由、それは店舗がお抱えのドライバーを必要としないという点でした。

どういうことかというと、ピザチェーンなどを考えていただくとわかりやすいと思うんですが、宅配をしようと思ったら、だいたい自社でバイクとか運転手を用意しておく必要がありました

しかし、ウーバーイーツを使うと、そんな感じの初期投資は不要。ウーバーイーツーに登録したフリーのドライバーが運んでくれます。

たkる
たkる
つまり店舗はウーバーイーツに登録するだけで良い

しかもウーバーイーツはエリアを○○区とかの縦割りで分けてはいないようで、詳しくは非公開らしいんですが、店舗からの距離と需要により流動的に配送料が決まるみたいなんです。

これにより、県の境目とかにいるお店でもいい感じに配達ができるようになり、そこも強みだそうですね。

ちなみ、このウーバーイーツに最も脅威を感じている業界ピザチェーンだそうで、これまでは人目につかない2等地以下の位置に居たのが、露出を増やすため、1.5当地当たりに出店したりと工夫を凝らしているとのこと。

へー

エニタイムフィットネスだけじゃない!ジム事情

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ジムも従来のプールありの大型店舗から、小型化が進んでいます。

具体的にはエニタイムフィットネスが有名で、国内700店舗、世界で見ると4500店舗を展開

フィットネス界の雄です。

で、このエニタイムフィットネスの何が強いかというと、月額6800-7800円という安価さ24時間営業で、これを可能にしたのが初期投資の少なさだといいます。

元々のジムはプールがあったそうなんですが、このプールの投資のコスパが悪いそうで、一回作った後も定期的に再投資が必要なんだとか。

これを省いたことで、安価を実現したそうです。

また、エニタイムフィットネス以外でも女性専用のジム「カーブス」というのもあり、こちらはなんと国内2000店舗

たkる
たkる
サイゼリアが1000店舗なのでその2倍もあります。

で、このカーブスの成功の秘訣は年齢層の高い女性にフォーカスしたことで、これにより、短時間(年齢層の高い女性は深夜出歩かない)でも収益を挙げられているとのこと。

地域のコミュニティとしても機能して強いんだとか。

・・・へー

モチベの高くないたこ焼き、たい焼きの戦術!タピオカと違う

後面白かったのが、たこ焼きチェーン、たい焼きチェーンの話。

たい焼きとかたこ焼きってあれば食べたいけど、たこ焼き目当てで買いに来る人はほとんどいないというユーザモチベの低い商品なんだそうです。

そこで、ちょうどたこ焼きがちょっと食べたい気分の人を逃さない戦術が重要で、そのために省スペースでも一等地を狙っていくとのこと。

ただ、タピオカはインスタ映えとかを狙う客が多いので、同じ戦略をとった店舗は軒並みやられている。(壁とか周りの風景との調和も重要)

・・・この辺、なるほどなと思った。

後東京メロンパンとかもたこ焼き、たい焼きと同じ戦略をとってそうだなと思う。

>>繁盛するたこ焼き屋を開店する方法の本

終わりに!東京エリア戦略を読んで外食マスターになろう!

こんな感じで、外食系の出店戦略を知れる面白い本でした。

東京にいないとイマイチ実感がないかもですが、東京に住んでいると「めっちゃわかるー、確かにあのエリアそんな感じだわ!」みたいな本です。・

東京都内に近い人はぜひ読んでみてください。

ではまた。良い読書ライフを!

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