楽天市場のプロデューサー・大原 昌人さんによる著作「売れない時代すぐ売る技術」のレビューをしていきます。
楽天市場4000万人のデータを基にした他にはないネットショップ成功のノウハウが知れます。
では始めていきます。
動画版も作りました(ちょっと本記事と話している内容違うかも)↓
大原昌人「売れない時代すぐ売る技術」とは
まずは本書「売れない時代すぐ売る技術」について簡単に概要を紹介します。
この本は、楽天市場のプロデューサー・大原 昌人さんによる著作です。
内容としては、楽天市場で培ったデータ・ドリブン(データ分析した)なマーケティングのやり方とか、楽天での意外な売れ筋商品とか、ページの売り上げを伸ばすデザインのコツとか、そんな感じの内容が書かれています。
ブーメランパンツが夏になると総合5位に入るほどの売れ筋商品であるとか、楽天スーパーセールの広告掲載料はどのくらいとか、そんなことを知れます!
「売れない時代すぐ売る技術」の魅力!楽天市場4000万ユーザの破壊力
そんな本書の中で、何と言ってもすごいのは、1万人以上いる楽天社員の中でも見ることが許される人間は100人もいないという「楽天市場4000万ユーザーの購買データ」を分析している点。
これが他の本にはない強みです。
日本ではネットショップはAmazonと楽天の2強で、Amazonはあんまり日本向けに特化した本とかは出してくれないので、日本最大のネットショップのデータを知れるというのは多分本書だけ!
そういう意味で権威性はすごいあると思うし、この本で書かれている成功法則は少なくとも楽天市場の中で通用するノウハウだから、だいたいネットショップならどこでも使えそうだなと思いました。
(実際、楽天市場内で上位に行けるなら超成功できそう!)
で、実際データも膨大で、得られたデータの扱い方も面白くて、例えば、熊本地震の時にただ自粛するのでなく、あえて熊本応援プロジェクト!として売り出したことで、被災地の商品も売れて、楽天も売り上げ伸びてWinWinになった!とかの発想の転換とかも学べます。
あと楽天の商品ページがすごい縦長な理由を本書で知りました。
本書で学んだ「売れない時代に売る技術」まとめ
具体的には、以下のようなノウハウを学びました。
◆打ち上げを伸ばすコツ
魅了、半額、何時まで、適切な限定数、有料プレゼント
◆売り上げは訪問数×CV×客単価
結局は基本に忠実に、ABテストを繰り返して改善していくショップが勝つ!
◆ROAS(売り上げ÷広告費)は150〜250%以上
うまくやると700%とかになることもある!
◆購入ボタンの鉄則
横幅はページの7割、縦幅は太くしすぎない、色は赤か黄色、ボタンは均等に配置する。
◆画像のコツ
売れるかどうかはデザインで8割決まる。文字は読まれないので画像で勝負!画像はスライダー型よりはバナー型。情報は写真の中にモリモリ入れる。
まだまだあるんですが、この辺にしておきます。あとは読んでみてください!個人的にはすごい良い本です。
このサイトの記事にもノウハウを反映していきたい!
終わりに
ここまで簡単に備忘録的にではありますが、「売れない時代にすぐ売る技術」のレビューをさせていただきました。いかがだったでしょうか。
まずは軽く読んでみての感想ですが、情報量も多いし、楽天モール内での伸ばし方!とかLPのノウハウなど、すごくたくさんの学びを得ました。
楽天に売り出している人は必読かなと思います。
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
動画版も作りました(ちょっと本記事と話している内容違うかも)↓
「気になるあのシリーズ、知らぬ間に新刊が出ていた・・・!」
「え、この本、単発かと思ったら続編あったの!?」
という機会は本好きには多いかと。
本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番をまとめています。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も知れちゃいます!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認していってはいかがでしょうか。