本の本

本で床は抜けるのか?に見る自炊の話!出版社が電子版くれればええねん!

『本で床は抜けるのか?』という本を読みました。

内容としては、蔵書が多い場合本の重みで床が抜けるのか、その基準はどの辺なのか、という課題について真面目に考察している本です。

実際に床が抜けるケースはまれにあるようで、対策としては本の数よりも置き方が大事とのこと。

今日はこの本を読んで学んだこと、考えたことをまとめていきます。

本で床を抜かないための方法

本で床が抜けるときは本の多さや重量が部屋のキャパを超えるというよりは配置的な問題が多いという。

例えば、部屋の中央に集中させると抜けやすいので、壁に固定したり、床一面に均等に置くようにすると床は抜けないそうです。

ただ、逆に壁際に固めすぎると今度は床が浮かび上がり、地震などで崩壊することもあるらしいので、分散が大切です。

また、油断しがちなのが押入れで、押し入れについてもたまに抜けることがあるそうで、コンパネやすのこなどを引いて負荷を分散させるようにする必要があります。

本をたくさん起きたい人は床面積あたりの圧が極端に高い位置がないかを確認し、ある場合はホームセンターでコンパネを買いましょう。

数量としては5000冊から6000冊で床が抜けた例があるそうです。

床をぶり抜いた読書家著名人四天王まとめ

本書で床抜けした読書家として紹介されていた著名人をまとめました。

◆立花隆

知の巨人と呼ばれる読書家。床を抜いてしまったこともあり、本のためのビルを自ら建てた。

 

◆井上ひさし

本で床をぶち抜いたので豪邸に引っ越した。古本を買うときに、わざわざ店に入かず、逆に古本屋がまるごとトラックで持ってきてもらい大人買いしていたそうです。

 

◆黒沢哲哉

友人の経営するマンションを蔵書により傾かせ、床を一部抜くも、大家側が修理費を負担。その後、家賃増額で順次回収されるが、そのまま利用を続行した。

 

◆草森紳一

自宅でなくなったとき、本が多すぎて捜索初日は遺体が見つけられなかったという逸話のある人物。

風呂に入ろうとしたら床が抜け浴槽に取り残される。

 

本の自炊についての法律問題

紙の本をスキャンして電子化するという本の自炊。

この本の電子化についての法律面や代行業者の話なども本書では書かれています。

本の自炊については、商業目的でなく自分でやる分にはOKだが、スキャンしたデータを売ったりするとアウトという法律の区分けになっているそうです。

そしてグレーなのが自炊代行業者で、代行業者は転売はしていないものの出版社からの風当たりが強い時期もあったといいます。

ただ、著者のように蔵書が数千冊の人は、もはや自分で自炊を完遂することは不可能。

業者を使うほかありません。

個人的な所感としては、需要はあるのに法整備が整っていないというのはイケてないな、と思いました。

あと、それならいっそ、出版社に本送ったら出版社から電子データを送ってくれるみたいなサービスも面白いのでは、とも思いました。

どうせ出版社にはマスターデータみたいなのがあるんだろうし、自炊する手間もかからないだろうし、版権的にも出版社なら問題ない。

1冊10円とかで電子化サービスを本格的にリリースしてほしいと思いました。

終わりに

本系のエッセイ本って当たり外れがあるのですが、本書は個人的にはあなり当たりでした。

調査やインタビューも綿密だしテーマも面白いしで、著者の力量を感じる1冊なので、蔵書の多い方はぜひ読んでみてください。

 

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