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高橋 克彦「東北大河・陸奥三部作シリーズ」の読む順番!風の陣から火、水、炎と続く

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『風の陣』から始まる高橋 克彦さんの「東北の大河小説シリーズ」について、あらすじと読む順番をまとめていきます!

時系列的には、

風→火→水→炎→天

の順番です。以下で詳しく解説します。

 

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高橋 克彦の小説「東北の大河・陸奥三部作シリーズ」とは?

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まずは高橋 克彦「東北の大河小説シリーズ」とはどのような小説なのかを簡単に紹介します。

高橋 克彦「東北の大河小説シリーズ」は、その名の通り、東北地方の歴史を描いた大河小説もシリーズとなっています。

シリーズは、

    • 風の陣 全5巻
    • ★火怨 北の燿星アテルイ 全2巻
    • 水壁 アテルイを継ぐ男 1巻のみ
    • ★炎立つ 全5巻
    • ★秀吉に喧嘩を売った男 九戸政実 全2巻(文庫全3巻)

というようにいくつかのグループに分かれており、描く時代も飛鳥時代〜戦国時代までまちまち。

たkる
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特に『炎立つ』『火怨』『天を衝く』は陸奥三部作と呼ばれている

で、そのそれぞれのシリーズの中でもさらに数巻ずつ「〇〇編」という形で出ていたりするので読む順番はやや分かりにくいです。

高橋 克彦「東北の大河小説シリーズ」の読む順番と時系列

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ではそんな高橋 克彦「東北の大河小説シリーズ」の読む順番と新刊情報を解説します。

順番については単発ならぶっちゃけどこから読んでも良いですが、全部読むつもりなら時系列順が良いかなと思います。

以下では、時系列順でまずは「風の陣」から見ていきます。

風の陣

まずは西暦749年から757年を描いた風の陣シリーズです。

風の陣シリーズの順番は以下の通り。

全5巻構成です。

火怨 北の燿星アテルイ

続いては征夷大将軍坂上田村麻呂と蝦夷の長アテルイの戦いを描いた「火怨 北の燿星アテルイ」です。

こちらは、第三十四回吉川英治文学賞を受賞し、ドラマ化もなされており知名度はシリーズ随一。

読む順番は以下の通り。

ドラマは「火怨・北の英雄 アテルイ伝」として2013年にNHKで放送済みです。

水壁 アテルイを継ぐ男

続いては元慶(げんぎょう)の乱を描いた「水壁 アテルイを継ぐ男」です。

こちらは火怨の75年後の時系列となります。

珍しく1巻構成です。2020年7月に文庫出ました。

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炎立つ

続いては、平安〜鎌倉時代の藤原家を描いた「炎立つシリーズ」です。

読みは「ほむらたつ」です。こちらは全5巻構成で順番は以下の通り。

セット↓

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ちなみにこちらもドラマ化されています。

天を衝く

最後は織田信長らの戦国時代の時系列で、九戸政実を描いた「天を衝くシリーズ」です。

こちらは単行本は上下巻、文庫は3巻の構成となっています。

終わりに。東北の歴史を学ぶ陸奥三部作・東北大河シリーズをぜひ読もう!

とまあこんな感じで、日本の正史だとあまり語られない中世の東北の歴史を学べる名著です。

東北の歴史について詳しくなりたい人はぜひ読んでみましょう!

ではまた。良い読書ライフを!

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この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。

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シリーズ本をまとめる本好き
たkる
たkると申します。大学生のとき読書に目覚めてそれからは年100~300冊くらい読んでます。 読書傾向は乱読で、本を買っては読み、読んでは書き、を繰り返しています。 本サイトではシリーズものの小説や読書グッズのおすすめをメインに紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
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