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【各分野この1冊】ジャンル別おすすめ本まとめ

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これ実は2年前くらいからいつかやろうやろうと思ってお蔵入りさせていた企画なのですが、「各ジャンルまずこれ読んどけばOK」みたいなジャンル別のオススメ本まとめを紹介していきます。

完全に個人的な独断で書いていくのですが、一応自分の読書スタイルが乱読タイプなので各ジャンル少なくとも数冊は読んでいます。

なんで、まあ少なくとも3~10冊に1冊くらいの名著がそろっているはず!

いや、この分野はこれやろ!みたいなのあったらコメントいただければ幸いです。

では、始めていきます。

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ピックアップしたジャンルっていくつあるねんな?

まずは今回ピックアップした本のジャンルを紹介していきます。

これは自分の運営しているもう一つの書評サイト「新社会人たkるの読書から知識と雑学を得るブログ」のジャンル分けを参考にして以下の通り。

おおざっぱなジャンルはさらに中で分かれたりもするかもですが、まあ、ざっくり分けると以上のわけです。

では、始めていきます。

海外小説のオススメ本

まずは第一ジャンルの小説から。

正直これがいちばん難しいなとは思うのですが、独断即決で挙げていきます。

個人的にオススメなのが、海外の小説では以下の本たち。

ミステリー:『ミレニアム』

 

スピリチュアルアドベンチャー:『聖なる予言』シリーズ

 

SF:『幼年期の終わり』

 

青春:『オン・ザ・ロード』

 

海外ミステリーなら『ミレニアム』シリーズ

海外のミステリーは翻訳の関係か、読みにくいのが多くて正直あまり好きではなかったんですが、『ミレニアム』はすごい衝撃を受けました。

前半はこれでもか、というくらい情報が広がっていくものの、後半一気に物語の伏線が回収されていく際のおさまりの良さが絶妙ですげぇ!!となって徹夜で読み切り寝不足に。まだ1巻しか読んでないのですが、世界的ベストセラーだけあるわ!と感じた1冊でした。

読後の全能感が異常!スピリチュアル小説なら『聖なる予言』シリーズ

続いては、海外のアドベンチャー小説ですが、個人的にはジェームズ・レッドフィールドの『聖なる予言』シリーズが圧倒的にオススメです。

これはいわゆるスピリチュアル小説みたいな面もあって、ヒーリング業界とかの人にも話題みたいですが、ペルーで発見された予言をめぐり、それを隠滅しようとする教会と真実を知ろうとする探究者側のせめぎ合いが描かれます。

この予言の内容がけっこうすごくて、読み進めていくと、「あれ、これどこまでフィクションなんだっけか?」みたいな気分に。

続編も出ていて、『第10の予言』『第11の予言』『第12の予言』と続きます。

初めて読んだ時は読み終わった後、明け方なのに数時間眠れなかったほど衝撃を受けました。

普段スピリチュアル系の本とかあまり読まない人にこそオススメ。

SFはアーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』

SF小説で衝撃的だったのがアーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』です。

たしか初めて読んだのは大学のころで、アーサー・C・クラークの名前だけ知っていて、「1冊くらい読んでおくか・・・」と軽い気持ちで読み始めたら一気に引き込まれ、、といった感じ。

謎の飛行物体が上空に現れて、そこから出てきたのは意外な姿の宇宙人だった…!という始まりと、あとオチも度肝を抜かれました。

ちなみに作者のクラークは、作家でありながらも科学雑誌に論文を寄稿するくらいの科学マニアで、作品でも科学に基づいた設定がなされているそうですね。

ちょっと似たテイストの最新本↓

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青春小説は『オン・ザ・ロード』

続いては青春小説のジャンルのオススメですが、これはジャック・ケアルックの『オン・ザ・ロード』かなと思います。

自分は大型連休に入るたびにこの本を読み直して自由を確認しているのですが(笑)、この小説はほんとうに自由です。

『オン・ザ・ロード』が連休前に読む小説としておすすめな理由連休に入る前の全能感(何でもできるという思い込み)を高めるための本として、自分はジャック・ケアルックの『オン・ザ・ロード』を推していきた...

ストーリーは単純で、ヒッチハイクしたり車借りたりしながら、アメリカを西から東に横断していくというだけ。

その道中で主人公のサルや友人のディーンたちが好き勝手しています。

文学者の中には、「オン・ザ・ロードはただ時代に乗って流行っただけ、旅が浅く内容はない」みたいな論調も多いですが、勢いは抜群なので、自由な旅をしたいときとかにオススメ。

国内小説オススメまとめ

続いて国内小説行きます。

国内小説で個人的に気に入っているのは以下の通り。一応海外小説とはジャンルをずらしました。

経済小説:『鉄の骨』(池井戸潤)

 

恋愛小説:『熟れていく夏』(藤堂志津子)

 

短編小説:『死神の精度』(伊坂幸太郎)

 

経済小説:『鉄の骨』(池井戸潤)

まずは経済小説から。経済小説って何?みたいな話もあるかもですが、要は仕事をしている中で起こるあれこれについて書かれた話が経済小説です。

学生のうちは「実際社会人って何してるのかいまいちわからない」と思うので、経済小説を読むとけっこう内情がわかって楽しかったりします。

で、この経済小説として個人的に好きなのが池井戸潤作品『架空通貨』とか『鉄の骨』とか初期の本が特に好きで1冊あげるなら『鉄の骨』かなと思います。

 

詳しくは以下の記事に書いたので興味ある方はご参照ください。ゼネコンの談合について、会社に従うか、正義を通すかみたいなテーマです。

恋愛小説:『熟れてゆく夏』(藤堂志津子)

恋愛小説で個人的に好きなのが藤堂志津子さんの作品。

全体としてアンニュイ雰囲気が漂っていて、「これが大人の恋かー」みたいに思った記憶があります。

1冊あげるなら第100回直木賞受賞作の『熟れてゆく夏』が特にいいかなと思ってます。豊かな表現と超繊細な心理描写が魅力。

 

短編小説:『死神の精度』(伊坂幸太郎)

国内小説の最後のカテゴリーは短編小説です。

ざっくりしてて恐縮ですが、個人的には伊坂幸太郎さんの『死神の精度』が気に入っています。

ミュージック好きでちょっとズレた死神が、対象となる人間が死ぬまでを観測するという物語で、この死神の微妙な距離感がすごい好きで、ちょくちょく読み直しています。

短編だけど最後にちょっとだけつながるのもよい。続編として長編の『死神の浮力』もありますが、個人的には短編集の『死神の精度』のほうがお気に入り。

 

旅行本のオススメ立花隆の『思索紀行』

ちょっと小説で文字数が増えすぎてしまったのでここからは1冊ずつさらっと紹介していきます。

続いては旅行カテゴリですが、1冊挙げるなら立花隆の『思索紀行』かなと思います。

知の巨人・立花隆が若いころに旅をしてきた地域の体験談ですが、これがとにかく詳細で、この人記憶力どうなってんの!?と衝撃を受けます。

また、雑学情報とかも多彩で、まるでその場にいるかのような感覚を味わえるので、旅行記を書く前とかに読むと参考になるかと。

その他の旅行ジャンルオススメ本は以下の記事にまとめました。

雑学ジャンルのオススメ本

続いて雑学ジャンルです。

雑学本はもう完全に確率の話だと思っていて、1冊読んで「面白い!」と感じる雑学がいくつあるかで測っています。

その意味で言うと、『たのしい雑学読本』という本が首位打者で、青田買いと青田刈りの違いとかを知ることができました。

他にもいろいろいいのがあった記憶があるのですが、意外と思い出せないもんですね(笑)。

まあオススメです。

同じ著者の作品で、『ふしぎな雑学読本』というオーディオブックも出ています。

読書術・本の本のオススメ

続いて本を探すための本のジャンルです。

本の本みたいな本って結構好きで昔はよく読んでいたのですが、ここから1冊挙げるなら立花隆の『ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊』かなと思います。

情報量がとにかく多くて、「小説とか情報量少なくて読んでられないから、情報量多い本貸して」と言っていた友人に貸したら「情報量多すぎて頭痛い」と言って返されました。それくらい情報量が多いです。

ちょっと立花隆が旅行ジャンルとかぶっちまった点については反省しているので、そのほかのオススメを知りたい人は以下の記事にその他のオススメをまとめました故、ご参照いただければ幸いです。

 

 

社会ジャンルのオススメ本『完全失踪マニュアル』

続いては社会ジャンルです。学校の授業で言うといわゆる現代社会とか政治経済・公民の分野ですね。

ここでオススメなのが『完全失踪マニュアル』という本。

この本では、今ある日常から脱走して失踪するための方法を1か月編、3か月編、1年編みたいな感じで事細かにまとめられています。

追い詰められると逃げ出すという選択肢すら浮かんでこない!ということも多いかと思うので、この本で予習しておくと、いざというときには逃げればよいと心の余裕ができるのでオススメ。

夜逃げする人とかこの本読んでるんだろうか?

 

歴史ジャンルのオススメ本

続いては歴史分野のオススメ本です。

これは半藤一利の『昭和史』シリーズがオススメ。

戦前+戦中の第1巻と、戦後の第2巻、そして世界史のなかの昭和史という三部作となっています。

半藤一利さんは1930年生まれで実際に見てきたからこその詳細さと、かつフラットな記載で読みやすいのが魅力。

 

文化ジャンルのオススメ本

文化ジャンルって何なのかは自分もよくわからなくなってきたのですが、古き良き日本の文化!みたいな感じなのかなと思います。

その意味で言うと、『まだある。こども歳時記 夏休み編―ロングセラー商品でつづる昭和のくらし』という本がオススメです。

この本では、ラジオ体操とか、プール開きのあとの荷物持ちジャンケンとか、ミニシャチフロート(シャチの浮輪の正式名称)とか子供心を思い起こさせる話がいろいろ書かれています。

夏休みに読みたい1冊。

 

写真・風景・アートジャンルのオススメ本

寝る前に読む本としては写真が多い本などがいいそうですね。スマホとかは目を活性化させますが、風景画とかの本だとぐっすり眠れるようになるとのこと。

へーと思って、一時期風景本にハマったことがあったのですが、その中で個人的にオススメだと思うのが以下の1冊『世界の雪景色』

雪原とか雪降る街とかそういった雪の景色だけを集めた本で、まあ冬に読んでも微妙なんですが、それ以外の季節に冬を感じたくなった時オススメ。

パイインターナショナル社はビジュアル本わりといつもいい出来なイメージあります。

 

エッセイ・名言集のオススメ

続いてはエッセイのオススメです。

これはカレー沢薫さんのエッセイが個人的にはお気に入り

とにかく文章がうまくて、ファンタグレープを「神のしずく」とか二度寝を初めてしたときの感覚「これは合法なのか?」とか、表現がすげえわと思うものばかりです。

モノを書く人なら絶対読んだ方がいい作家の一人だと思っていて、どの本がオススメみたいなのは特にないのですが、『やらない理由』をあげておきます。

 

自己啓発のオススメ本

自己啓発といってもけっこうジャンルが広いのですが、まあコミュニケーションからオススメ本を1冊。

ベストセラーの『誰とでも15分以上会話が途切れない!話し方66のルール』です。

本書では、

1.相手に質問することで会話を弾ませよう。
2.相槌を打って相手に話やすい雰囲気を作ろう。
3.話題に困ったら天気の話をしよう。

といった基礎的な内容が書かれているのですが、例文が素晴らしくて、わざとらしくない返しや問いかけが学べるのがポイントです。

あとさっき気が付いたんですが、この本のタイトルSEO的にも強そうですね。

 

ビジネス・企業のオススメ本

続いては自己啓発とちょっと似ていますが、より企業寄りの話のジャンルです。

これはロバートキヨサキさんの『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』がオススメ

かなり有名な本で、怪しげな人たちも勧めてくると評判な金持ち父さんシリーズですが、内容はふつうにいいです。キャッシュフローとは何か、資産と負債の違いとは、みたいなお金の基礎を学べます。

たkる
たkる
無料メルマガとかもある⇨「ロバートキヨサキ 無料メルマガ」

 

順番的には、『金持ち父さん貧乏父さん』⇒ 『キャッシュフロークワドラント』と一応つながっています。

 

ノンフィクションはアメリカ大統領の自伝がアツい

続いてはノンフィクションです。

ノンフィクションでは、アメリカ元大統領の自伝みたいなのがアツいです。

特にアツいのがベトナム戦争時代の大統領の『マクナマラ回顧録』で、この本を読むと如何にして泥沼のベトナム戦争に突入していったかがよくわかります。

読みやすくはないけど迫力のある1冊です。

 

科学のオススメ本

続いては科学ジャンルのオススメ本です。

これは『感じる科学』という本がよかったです。

内容は、「本書はバカバカしい本です」と著者自身がいっていますが、難しい数式などは一切なく科学的な疑問をわかりやすく伝えてくれる本となっており、たとえ話という名の妄想の着眼点が面白い。

胴が長いダックスフンドがシュッとしたボディになるために必要なスピードとか、そういう卑近な話を壮大な科学理論で解決していきます。

科学が苦手な人にもおススメ。

 

アイデアのオススメ本

アイデア本のオススメとしては、サラリーマンNEOなどの番組を作ってきたNHKのディレクター吉田照幸さんの著作『発想をカタチにする技術』です。

サラリーマンNEOが放送当時「NHKなのに、ぜんぜんNHK っぽくない!」と思った人にとっては、本書はかなり面白かったはず。

 

心理・哲学・スピリチュアル本のオススメ

ちょっとここもジャンルが広いのですが、この辺のジャンルではメンタリストDaiGo本が個人的にはオススメ

特にオススメなのは、『超時間術』か『人を動かす禁断の文章術』なのですが、どっちか一つと言われたら『人を動かす文章術』かなと思います。

人を行動にいざなう文章の書き方が書かれています。

 

麻雀本のオススメ

最後は完全趣味の話なんですが、麻雀本のオススメです。

これもレベル別にいろいろあって選ぶの難しいのですが、個人的には『黒いデジタル麻雀』が一番衝撃を受けました。

 

その他のオススメは以下にまとめているので麻雀好きの方はどうぞ!

終わりに

ここまで各ジャンルのオススメ本をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

今後もこれいいな!と思ったのあったら付け加えていくかもですが、暫定では自分のフルコースは以上となります。

気になる本あったらぜひ読んでみてください。

たぶん面白いはずです。

ではまた。良い読書ライフを!

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シリーズ本をまとめる本好き
たkる
たkると申します。大学生のとき読書に目覚めてそれからは年100~300冊くらい読んでます。 読書傾向は乱読で、本を買っては読み、読んでは書き、を繰り返しています。 本サイトではシリーズものの小説や読書グッズのおすすめをメインに紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
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