佐伯泰英(さえきやすひで)さんの小説『吉原裏同心抄シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
目次
佐伯泰英『吉原裏同心抄シリーズ』とは
まずは『吉原裏同心抄シリーズ』の概要を紹介していきます。
『吉原裏同心抄シリーズ』は佐伯泰英さんの時代小説で、舞台は江戸で唯一の官許遊郭として栄えた新吉原。
理不尽な結婚に苦しんでいた汀女と、汀女を連れて故郷を出た主人公の幹次郎が、放浪の末に吉原へ行きつきます。
そこで廓を統括する吉原会所の四郎兵衛に剣の腕を見込まれた幹次郎は、トラブル解決のため「吉原裏同心」として活躍していく・・・
というストーリーです。
『吉原裏同心抄シリーズ』の読む順番
続いては『吉原裏同心抄シリーズ』の読む順番を紹介していきます。
『吉原裏同心抄シリーズ』は大きく2部制に分かれていて、第一部の『吉原裏同心シリーズ』、第2部の『吉原裏同心抄シリーズ』があります。

ではそれぞれの読む順番を紹介していきます。
第1部:『吉原裏同心シリーズ』の読む順番
第一部『吉原裏同心シリーズ』の刊行作品は以下の通り。※リンクはAmazonに飛びます
25巻完結です。
第2部『吉原裏同心抄シリーズ』の読む順番
第2部では元吉原最高位の花魁・薄墨大夫を連れて一行は鎌倉へと旅立ちます。
刊行中の作品は以下の通り。
2.浅き夢みし: 吉原裏同心抄(二) (光文社時代小説文庫)
3.秋霖やまず: 吉原裏同心抄(三) (光文社時代小説文庫)
4.木枯らしの: 吉原裏同心抄(四) (光文社時代小説文庫)
5.夢を釣る: 吉原裏同心抄(五) (光文社文庫 さ 18-67 光文社時代小説文庫 吉原裏同心抄 5)
番外編:佐伯泰英「吉原裏同心」読本
ちなみに番外編も出ています。
それがこちらの佐伯泰英「吉原裏同心」読本という本で、吉原はなぜ、作られたのか? 遊女たちは、どんな生活を送っていたのか? 妓楼で遊ぶためのしきたりとは? 吉原で働くのはどんな人たちだったのか?といったようなシリーズの背景となる風俗文化を紹介していきます。
より深く知りたい人にオススメ。
ほかにも吉原Tシャツとかもあるみたいです。
誰がどの場面で着るのかは謎ですが、シリーズファンなら1枚あるとよいかも。
吉原 T-shirts ホワイト S【吉原理恵子】【吉原裏同心】
『吉原裏同心』テレビドラマ化情報
続いては吉原裏同心シリーズのテレビドラマ化情報です。
2014年に計12回のドラマ化がNHKでなされています。
主なキャストは以下の通り。
神守幹次郎 – 小出恵介
汀女 – 貫地谷しほり
終わりに
ここまで『吉原裏同心抄シリーズ』の読む順番とあらすじを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
本シリーズは佐伯先生の三大作品にも数えられる代表作で、いまなお新刊が出続けています。
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!

という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。