読む順番

青空の卵から始まる引きこもり探偵シリーズの読む順番

複雑な家庭環境と学生時代のいじめの影響により人間不信に陥り、ひきこもりとなっている鳥井真一。

友人の坂木司は、彼を立ち直らせようと外界について話をする。

すると、鳥井の驚異の謎解き能力が明らかになり…

というあらすじで始まる坂木司の「引きこもり探偵シリーズ」。

探偵はたいてい外でミステリーに巻き込まれますが、本シリーズは主人公が引きこもりなので新しい展開が期待されますね。また、著者が語り部という珍しい作品でもあります。

その引きこもり探偵シリーズの読む順番について以下に書いていきます。

引きこもり探偵シリーズの読む順番はこれだ!

ドラマでは「引きこもり探偵シリーズ」としていますが、原作でのタイトルは異なっているので注意。

原作は以下の順番です。

1.青空の卵
2.仔羊の巣
3.動物園の鳥

それぞれについて簡単に説明していきます。

シリーズ第1作『青空の卵』

シリーズ第1作となる「青空の卵」は、著者のデビュー作にも当たります。

ほわーとした世界観と、鋭い推理のギャップがいい感じの味を出しています。事件自体は凶悪性は高くないので、怖いミステリーが苦手という人も安心して読み進めることができる1冊です。

まだまだ粗削りな部分が多いという指摘もありますが、2作目、3作目と続くにつれ、著者のレベルもかなりアップしていきます。

収録エピソードは、夏の終わりの三重奏 、秋の足音、冬の贈りもの、春の子供、初夏のひよこの5作品です。


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シリーズ第2作『仔羊の巣』

シリーズ第2作が「仔羊の巣」です。

同期の女性の様子がおかしい、として相談を受けた坂木司が慣れない探偵役を進めていくというところから始まります。

事件を通して知り合った人々が徐々に増えてきますが、その人たちが使い切りでなく何度も登場するので、世界観に徐々に愛着が沸いてきます。

主人公の鳥井真一はもはや引きこもりではなくなりつつあるのでややタイトル詐欺かも(笑)

収録エピソードは、野生のチェシャ・キャット、銀河鉄道を待ちながら、カキの中のサンタクロースの3作品です。


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シリーズ第3作『動物園の鳥』

三部作の最終巻が「動物園の鳥」です。

野良猫の虐待が頻発するという動物園で、鳥井は自身が引きこもりとなった原因と向き合うことに。

シリーズ最終巻ですが、ここから読んでも大丈夫かもしれない。
もちろん、最初から読んだ方がいい感じだけども、ここから読んでも意味は通じます。

ちなみにおまけとして、「鳥井家の食卓」としてシリーズ内で登場した料理のレシピがあったりします。


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終わりに

シリーズ通しての感想としては、ミステリーというよりも青春小説かな、という感じ。非常に心温まるストーリーです。

ちなみにドラマ化されたり、マンガ化されたり、ドラマCD化されたりはしていますが、意外にも番外編は出ていません。


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あとこのすごく似ているタイトルの本は、完全に著者もシリーズも違う作品となるので注意。


ひきこもり探偵 おにいちゃんとマコ

 

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