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『生産性を3倍に跳ね上げる引継ぎ』の方法の本

引き継ぎ業務。

4月異動という人も多く、会社員の方は引継ぎに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

そんな引継ぎについての本が出版されたということで、ちょっと気になって読んでみたのがこちらの1冊。

『生産性を3倍に上げる引き継ぎ』です。

『生産性を3倍に跳ね上げる引継ぎ』の概要

この本では、従来の引継ぎはその本当の意味からは外れており、生産性を損ねている!として、正しい引継ぎの心構えややり方について書かれた本となっています。

本書では、過去ではなく未来をみて引継ぎをせよ!とか色々と書いてありますが、ざっくり内容をまとめると以下のような感じかなと思いました。

「顧客との約束だけ変えず、あとは未来に向けて攻めの引き継ぎを。」

どういうことかというと、顧客との約束に関してだけは、担当者が変わったからといって内容を変えていては信用問題にかかわるので、そこは個人に依存しない共有財産であるため変化させない。

ただ、そのほかの仕事の仕方、例えば飲みニケーション重視とか、感覚的なフィーリングを大切にする、とかは前任者を引き継ぐのでなく、後任者が自分の個性を発揮していこう。

前任者の良かったところと、自分の得意なところを掛け合わせれば、顧客の課題解決は加速するはず。

というような感じです。

『生産性を3倍に跳ね上げる引継ぎ』を読んで感じたこと

確かに引継ぎというと、まずは現状維持!という守りの姿勢に入ってしまいがちですが、攻めの引継ぎというのもありだなと思います。

そして慌てて引継ぎをしようとしても、前任者によっては資料が全然まとまっていない!とかになりがちで、前任者のやり方をそのままトレースするのは難しい場合もあります。

そんなときは、顧客との関係性であったり、未来の事業の成長といったような大元の目的に立ち返り、引き継ぐべきポイントと、別にどっちでもよいポイントを見極め、効率よく業務を引き継いでいくことが大切なのかなと思いました。

あと、本書はストーリー⇒解説という形の構成ですが、第1章の営業部エースの人の引継ぎとかがひどすぎて笑いました。

「フォルダに全部書いといたから!」といって、中身みたら怪文書!みたいな感じで、

…本当にこいつはエースなのか?

みたいな疑惑に気を取られて、あまりストーリーが入ってこなかったです(笑)

終わりに

クライアントに、「担当者変わって、やり方もちょっと変わったけどこれはこれでええやん!」と思われるような攻めの引継ぎを目指していきたい人は本書がオススメ。

正直なぜ生産性が3倍になるのか、という定量的な根拠はよくわからなかったのですが、本書を読むことで引継ぎの精度が上がることは確かです。

人事異動が近いという方もそうでない方も、今後の異動に備えてぜひ引継ぎを学んでみてはいかがでしょうか。