2.本レビュー系

レビュー小市民シリーズ第4巻「巴里マカロンの謎」甘味と謎とダブルな推理!

小市民シリーズの第4巻「巴里マカロンの謎」を読んだので、そのレビューを書いていきます。

途中からネタバレありになるかもしれないので、苦手な人は以下の読む順番記事とかを参照ください。

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では小市民シリーズ第4巻「巴里マカロンの謎」の概要から見ていきましょう!(まだネタバレではない)

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小市民シリーズ第4巻「巴里マカロンの謎」が11年ぶりに発売!

ではまずは概要からです。

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米澤穂信の人気シリーズ小説として、「小市民シリーズ」と呼ばれる日常系学園ミステリーがありまして、その第4巻が「巴里マカロンの謎」となります。

実に11年ぶりの新刊で、シリーズファンは密かにチェックしていたそんな感じの作品!

で、シリーズ未読の方のために簡単にテイストを紹介すると、中学時代、推理したがる性格によりトラウマを負い、高校では推理をしない!と心に決めた二人の高校生(小鳩常悟朗と小佐内ゆき)が主人公。

心機一転して小市民を目指すも、なんやかんやで高校内で発生した事件に踏み込んでいく!というストーリー。

日常系の謎を淡々と消去法で推理して真相に行き着く!というライトな読み口ながらも意外に渋い作品です。

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小市民シリーズ「巴里マカロンの謎」に収録の4つのストーリー

そんな小市民シリーズの第4巻「巴里マカロンの謎」でもこれまでの既刊と同様に、短編集の形式で話が進みます。

具体的には以下の4話が収録!

  • 「巴里マカロンの謎」
  • 「紐育チーズケーキの謎」
  • 「伯林あげぱんの謎」
  • 「花府(フィレンツェ)シュークリームの謎」(書き下ろし)

前の3話はミステリーズに掲載されていた内容ですが、4つ目の「花府シュークリームの謎」は文庫書き下ろしです!

で、こっからはちょっとだけネタバレありなんですが、それぞれの話を簡単にあらすじを見ていきましょう。

「巴里マカロンの謎」

まずは表題作の「巴里マカロンの謎」です。こちらでは名古屋に新しくオープンした人気マカロンショップに主人公たちが訪問します。

すると、3種類のセットのはずが、なぜかお皿には4種類のマカロンが乗っているという謎に遭遇・・・!

これは誰かが入れたのか、そうだとしたら誰の仕業か、という内容を推理していきます。

ちなみにここで登場する新キャラがこの後の話でも続けて出てくるので、まずこの話は最初に読むのがおすすめ!

「紐育チーズケーキの謎」

続いては「紐育チーズケーキの謎」の謎です。

こちらではニューヨークチーズケーキが出るという噂を聞きつけ、中学校の文化祭を主人公たちが訪れます。

すると、そこで上級生に囲まれて脅されている1年生を見つけた小佐内さんが、トラブルに巻き込まれ、ガタイのいい上級生たちに拉致されます。

「CDを出せ!」

と上級生たちはいうが、彼女たちはCDを持っていない。

ではCDはどこにあるのか、そしてそのCDに書かれている内容とは・・?

という物語。

「伯林あげぱんの謎」

続いては「伯林あげぱんの謎」です。

こちらではめっちゃ美味しい揚げパンを「当たり」にしてみんなで一斉に食べてみた新聞部員たちの物語が語られます。

このお話は本筋に関係ない番外編といった感じです。

「花府(フィレンツェ)シュークリームの謎」(書き下ろし)

最後は書き下ろしとなる「花府(フィレンツェ)シュークリームの謎」です。

こちらでは、第1話で登場した新キャラ中学生が、無実の罪で停学になる事件が発生。

何者かが彼女を陥れようとしているのでは?という推理の元、状況を整理して聞き込みを行なっていくと・・・

というストーリー。

小市民シリーズ「巴里マカロンの謎」の感想レビュー

ざっくり書くとこんな感じのストーリーでした。

久々の新刊だったこともあり、めっちゃ新しい気持ちで読むことができました!

感想としては、小市民シリーズ特有の探偵が2人いて、それぞれが論理的に選択肢を挙げては消しを繰り返していくながら徐々に真相に近づいていく感じが改めて面白いなと思いました。

具体的に印象に残っているのは、表題作で出てきた

「ざらりとする」

という表現。

偶然に、偶然が重なってできたすり替えチャンス。でもすり替え用マカロンはきっちり用意してある。

その違和感がざらりとすると。

たkる
たkる
・・・確かにざらりとするなと思いました!今度麻雀とかで使っていきたい表現!

結局4つ目のマカロンの種類がわかるも、食べてみると中から金の指輪が出てきてしまい…!

という感じで、「ざらり」が「そう来たか!」に変わる感じが楽しかったです。

そんな感じです。さらっと読めつつ、後味ざらりと印象に残る作品なので、ぜひ読んでみてください。一応第1巻から読んだ方が良いですが、この巻だけ読んでも大丈夫です。

ではまた。良い読書ライフを!

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