雑学

休憩時のお供に最適な本『コーヒーと1冊』シリーズとは

コーヒーのお供には、面白くて長い本だとコーヒーが冷めてしまうし、つまらない本だと興醒め。

何かさっと読めて面白い本は何者だろうか。

そう思っていろいろ探しているうちに見つけたのが『コーヒーと1冊』という本のシリーズです。

ミシマ社から出ている書籍ですが、これがなかなか面白い。

コーヒーと1冊シリーズとは

コーヒーと1冊シリーズの特徴としては、新人作家を起用している点、ページ数は100頁くらい、価格は1000円と手に取りやすい点、そしてシリーズなのにテーマはバラバラである点などが挙げられます。

自分はこのシリーズの『木のみかた』という本を読んでそれが面白かったので、シリーズのほかの本も見つけては読んでという感じを続けています。

実際コーヒーを飲み終わるまでにさらっと読めるような軽い文章量が魅力ですが、100ページ余りの文中には、意外と情報が詰め込まれています。

読みやすくて、へえーとなるそんな両面性が魅力です。

コーヒーと1冊シリーズの一覧

「コーヒーと一冊」第1期は全11巻が発売されており、ラインナップは以下の通りです。

1 佐藤ジュンコ『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』
2 北野新太『透明の棋士』
3 松 樟太郎『声の出して読みづらいロシア人』
4 安田登『イナンナの冥界下り』
5 最相葉月『辛口サイショーの人生案内』
6 江 弘毅『K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます。』
7 益田ミリ『脚本版 ほしいものはなんですか?』
8 雨宮まみ、岸政彦『愛と欲望の雑談』
9 矢萩多聞『たもんのインドだもん』
10 三浦 豊『木のみかた 街を歩こう、森へ行こう』
11 江 弘毅、津村記久子『大阪的』

将棋、木、ロシア、人生相談、一人飯というようにテーマが様々なのがわかるかと思います。

読了したコーヒーと1冊シリーズ本の簡単な書評

シリーズの中ですでに読んだ本について簡単に内容をまとめます。

北野新太『透明の棋士』

「将棋を打つために生まれてきた」

そう話すのは女流プロ棋士の里見香奈

どんなときでも冷静に対局しているように見える棋士たちの静かな闘志を、インタビューを通じて明らかにする1冊。


透明の棋士 (コーヒーと一冊)

辛口サイショーの人生案内

結構辛口な人生相談。

不倫して苦しい、みたいな悩みは、自分でまいた種やん!と一刀両断。そのうえで解決策を提案。

ただ、慰めて終わりという感じではない実利的なアドバイスが魅力。


辛口サイショーの人生案内 (コーヒーと一冊)

K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます。

本書で面白かったのは、以下の1節

「グルメライターは書かなくてもタダ飯を食っていける。有名ライターだと店側がタダにしてくれることも。どこまでが取材かはかなりグレー」

プライベートで来ただけでも、取材感を出せば店側が勘違いするという。

確かになー、ずるいわ!と思った。


K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます。 (コーヒーと一冊)

木のみかた

街路樹として目にする様々な木(草)について、森の案内人として活動中の著者が、桜、クズ、欅(けやき)、楠などの日本の樹木を紹介してくれます。

街路樹の条件は、排気ガスに強いことと季節感があることだとか、トンネルの周りとかで見かけるツタ性のクズという植物がかなり強く、倒すには薬剤撒くかヤギを飼うしかないといわれていること、など色々知ることができます。

かなり面白くてコーヒーと1冊シリーズに嵌る原因となった1冊。


木のみかた 街を歩こう、森へ行こう (コーヒーと一冊)

終わりに

このシリーズ個人的には結構好きなのですが、本屋ではコーヒーと1冊シリーズの何冊かは置いてあるものの、すべてはそろっていないということが多いです。

全部集めるまでには時間がかかってしまうので、面倒な人は、購入用のボックスセットも数量限定で販売中ということで、そちらでお買い求めいただいたほうが効率的かもしれません。

コーヒーと1冊シリーズは、面白いですがさすがに100頁余りということですべては描き切れない。

もっと知りたい!と思ったところを腹八分目で終わらせる、そんな健康的な読書ができるのが魅力です。

コーヒーのお供をお探しの方はぜひ!


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