シリーズごと PRあり

[2023年最新]高田崇史の小説QEDシリーズの読む順番まとめ【本編+番外編、最新刊は源氏の神霊】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

『QED百人一首の呪い』から始まる高田崇史の推理小説「QEDシリーズ」。

2011年に本編が完結し、現在は番外編がじわじわと出ているこのシリーズの読む順番とあらすじをまとめていきます。

たkる
たkる
主人公の歴史ウンチクがとにかく長い作品です。

最新情報

  • 2021.3.5   第22巻「源氏の神霊」の文庫発売!
  • 2022.9.15 第21巻「QED 憂曇華の時」の文庫発売
  • 2022.3.22 第23巻「QED神鹿の棺」発売!
  • 2021.3.5   第22巻「源氏の神霊」発売!

最新↓

created by Rinker
¥990
(2024/04/22 10:57:26時点 Amazon調べ-詳細)

準新作↓

文庫最新↓

created by Rinker
¥825
(2024/04/22 10:57:28時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
¥924
(2024/04/22 10:57:28時点 Amazon調べ-詳細)

広告

高田崇史の推理小説「QEDシリーズ」とは

まずは「QEDシリーズ」とはどんなストーリーなのかというところから始めていきます。

薬剤師をしている主人公・桑原崇が、事件に巻き込まれつつも事件と共に、古文・歴史・人物に隠された謎を解くというストーリー

日本史を使ったトリックなど、人文系にうれしい作品となっています。

科学系のトリックなどはたまにありますが、歴史系は珍しいですね。


QED 百人一首の呪 (講談社文庫)

例えば第1巻の『QED百人一首の呪QED百人一首の呪』では、百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された事件を通して、百人一首の謎に切り込んでいきます。

ミステリー小説を楽しみつつ、歴史についても詳しくなるという勉強にもなる小説というのが魅力です。

たkる
たkる

文体の特徴としては、主人公のうんちくがとにかく長いです笑。

ただ、読み飛ばすと地味にトリックにかかっていたりもしてあとで引き返すはめになります(経験談)。

高田崇史の小説「QEDシリーズ」の読む順番と新刊情報

qed-top

QEDシリーズとしては、現在、外伝を含めて20巻が刊行されています。

シリーズタイトルは全て「QED 〇〇」という形式のタイトルとなっていますが、実は本編と外伝があります。

本編第1巻↓

外伝は3種類あってタイトルにventus(「風」の意)、flumen(「流れ」の意)、ortus(「始まり」の意)とつくのが特徴。

本編との違いとしては、ventusは本編よりももう少し手軽に読めるように作られた作品を目指しているとのことでちょっとライトな内容になっています。また、flumenはQED本編とventusのどちらにも属さないカテゴリーを集めた番外編で、時の流れを意識した作品が多いそうですね。

最新刊はortusとされていますが、時系列的には前巻の1年後に起きた事件と、学生時代の話の2本立てとなっており、この番外編のテーマについては不明。

これまでの刊行作品は以下の通り。

ショップ付き一覧1~10巻を開く

1.QED 百人一首の呪 (講談社文庫) (1998年12月)

created by Rinker
¥902
(2024/04/22 10:57:29時点 Amazon調べ-詳細)

2.QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) (1999年5月)

created by Rinker
講談社
¥935
(2024/04/22 10:57:30時点 Amazon調べ-詳細)

3.QED ベイカー街の問題 (講談社文庫) (2000年1月)

created by Rinker
¥792
(2024/04/22 10:57:30時点 Amazon調べ-詳細)

4.QED 東照宮の怨 (講談社文庫) (2001年1月)

created by Rinker
講談社
¥924
(2024/04/22 10:57:31時点 Amazon調べ-詳細)

5.QED 式の密室 (講談社文庫) (2002年1月)

created by Rinker
講談社
¥649
(2024/04/22 10:57:32時点 Amazon調べ-詳細)

6.QED 竹取伝説 (講談社文庫) (2003年1月)

created by Rinker
¥902
(2024/04/22 10:57:33時点 Amazon調べ-詳細)

7.QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫) (2004年1月)

created by Rinker
¥1,056
(2024/04/22 10:57:34時点 Amazon調べ-詳細)

8.QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫) (2004年8月)

9.QED 鬼の城伝説 (講談社文庫) (2005年1月)

created by Rinker
¥924
(2024/04/22 10:57:35時点 Amazon調べ-詳細)

10.QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社文庫) (2005年8月)

created by Rinker
講談社
¥814
(2024/04/22 10:57:36時点 Amazon調べ-詳細)

ショップ付き一覧11~20巻を開く

11.QED 神器封殺 (講談社文庫) (2006年1月)

created by Rinker
講談社
¥93
(2024/04/22 10:57:36時点 Amazon調べ-詳細)

12.QED~ventus~御霊将門 (講談社文庫) (2006年10月)

created by Rinker
講談社
¥836
(2024/04/22 10:57:37時点 Amazon調べ-詳細)

13.QED 河童伝説 (講談社文庫) (2007年2月)

created by Rinker
講談社
¥803
(2024/04/22 10:57:38時点 Amazon調べ-詳細)

14.QED ~flumen~ 九段坂の春 (講談社文庫) (2007年8月)

created by Rinker
講談社
¥858
(2024/04/22 10:57:39時点 Amazon調べ-詳細)

15.QED 諏訪の神霊 (講談社文庫) (2008年1月)

created by Rinker
講談社
¥626
(2024/04/22 10:57:39時点 Amazon調べ-詳細)

16.QED 出雲神伝説 (講談社文庫) (2009年10月)

created by Rinker
¥1,012
(2024/04/22 10:57:40時点 Amazon調べ-詳細)

17.QED 伊勢の曙光 (講談社文庫) (2011年10月)

created by Rinker
講談社
¥1,056
(2024/04/22 10:57:48時点 Amazon調べ-詳細)

18.QED ~flumen~ ホームズの真実 (講談社文庫) (2013年9月)

created by Rinker
講談社
¥704
(2024/04/22 10:57:47時点 Amazon調べ-詳細)

19.QED ~flumen~月夜見 (講談社ノベルス) (2016年11月)

20.QED ~ortus~白山の頻闇 (講談社ノベルス)(2017年11月)

ショップ付き一覧21~を開く

21.QED 憂曇華の時(2019/11)

created by Rinker
講談社
¥1,012
(2024/04/22 10:57:51時点 Amazon調べ-詳細)

22.QED 源氏の神霊(2021/03)

23.QED神鹿の棺(2022/3)

created by Rinker
¥990
(2024/04/22 10:57:26時点 Amazon調べ-詳細)

タイトルのみ一覧(本屋で買う人用↓)

◆QEDシリーズ刊行順一覧(各リンクはAmazonに飛びます)

  • 1.QED 百人一首の呪(1998年12月)
  • 2.QED 六歌仙の暗号(1999年5月)
  • 3.QED ベイカー街の問題(2000年1月)
  • 4.QED 東照宮の怨2001年1月)
  • 5.QED 式の密室(2002年1月)
  • 6.QED 竹取伝説 (2003年1月)
  • 7.QED〈龍馬暗殺〉 (2004年1月)
  • 8.QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (2004年8月)
  • 9.QED 鬼の城伝説  (2005年1月)
  • 10.QED ~ventus~ 熊野の残照 (2005年8月)
  • 11.QED 神器封殺  (2006年1月)
  • 12.QED~ventus~御霊将門  (2006年10月)
  • 13.QED 河童伝説 (2007年2月)
  • 14.QED ~flumen~ 九段坂の春 (2007年8月)
  • 15.QED 諏訪の神霊 (2008年1月)
  • 16.QED 出雲神伝説 (2009年10月)
  • 17.QED 伊勢の曙光 (2011年10月)
  • 18.QED ~flumen~ ホームズの真実 (2013年9月)
  • 19.QED ~flumen~月夜見 (2016年11月)
  • 20.QED ~ortus~白山の頻闇(2017年11月)
  • 21.QED 憂曇華の時(2019/11)
  • 22.QED 源氏の神霊(2021/03)
  • 23.QED神鹿の棺(2022/03)

QEDAnotherStory!スピンオフ作品『毒草師シリーズ』の読む順番

実はQEDシリーズにはスピンオフもあって、それがこの『毒草師シリーズ』です。

created by Rinker
講談社
¥880
(2024/04/22 10:57:52時点 Amazon調べ-詳細)

雑誌社「ファーマ・メディカ」の編集者である西田から持ち込まれる毒殺事件を主人公・御名形史紋が紐解くという物語。

ちなみにこの主人公の御名形史紋は本編の第11作『神器封殺』にて初登場しています。

現在全4巻が刊行中。

◆毒草師シリーズ

1.毒草師

 

2.毒草師 白蛇の洗礼

 

3.毒草師 パンドラの鳥籠

 

4.七夕の雨闇――毒草師――

 

番外編エッセイ『試験にでないQED異聞』も発売!

ちなみに小説以外にもQEDシリーズ関連の作者エッセイが出ています。


試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社ノベルス)

それが、『試験にでないQED異聞』というやつで、作家生活20周年記念の短編集として「QED flumen」と「QED ortus」からそれぞれ1話ずつと、論理パズル「千葉千波の事件日記」シリーズから2話、その他を2話、そして書下ろしが1編という内容になっています。

書下ろしは、QEDシリーズの桑原崇と棚旗奈々が旅先で出会ったときの話とのことでシリーズファンは必見です。

ほかにも作者による自作解説エッセイもあるそうですね。

2019年1月11日発売!

 

終わりに。小説「QEDシリーズ」で歴史うんちくを身につけよう!

歴史とミステリーの融合という高田崇史「QEDシリーズ」についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

作者の高田氏は他にも鎌倉時代を描いた『時の時空シリーズ』などもあるので、歴史+ミステリー好きの人はぜひ読んでみてください。

別のシリーズの続編もこの機に探してみませんか?
nicoichi-top
「気になるあのシリーズ、知らぬ間に新刊が出ていた・・・!」
「え、この本、単発かと思ったら続編あったの!?」

という機会は本好きには多いかと。

そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。

さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!

この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。

>>読む順番を見に行く

シリーズ本をまとめる本好き
たkる
たkると申します。大学生のとき読書に目覚めてそれからは年100~300冊くらい読んでます。 読書傾向は乱読で、本を買っては読み、読んでは書き、を繰り返しています。 本サイトではシリーズものの小説や読書グッズのおすすめをメインに紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
\ Follow me /

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA