読む順番

宮部みゆき『杉村三郎』シリーズ読む順番!最新作『昨日がなければ明日もない』まで!

社会派ミステリー小説家として有名な宮部みゆきさん。

基本的には単発の作品が多いですが、実はシリーズものも持っています。

今日は宮部みゆきさんのシリーズ小説『杉村三郎』シリーズを紹介していきます。

宮部みゆき著『杉村三郎シリーズ』とは

杉村三郎シリーズとは、今多コンツェルン広報室の杉村三郎を主人公にした一連の小説シリーズです。


誰か―Somebody (文春文庫)

主人公の杉村三郎は、今多コンツェルンの令嬢菜穂子と結婚する条件として今多コンツェルン広報室に努めることになり、関係者たちの相談を聞くうちにミステリーに巻き込まれていくというストーリーです。

主人公は結婚して幸せそうなサラリーマンで、特にそれほどキャラが濃いわけでもない真面目な人間。ミステリーの探偵役としては逆に珍しいタイプとなっています。

ストーリーもそれほど劇的なものが少なく、時間とともにじわりと謎が溶けていくようなそんなストーリー展開が癖になるシリーズです。

杉村三郎シリーズの読む順番

杉村三郎シリーズは現在5冊が出版されており、読む順番は以下の通りです。

杉村三郎シリーズ各巻のあらすじ

それでは、杉村三郎シリーズそれぞれの巻のあらすじを見ていきましょう。

1.『誰か Somebody』のあらすじ

シリーズ第1弾となる『誰か』では、今多コンツェルン会長の今多嘉親の運転手であり、暴走者にはねられ事故死した梶田信夫が残した謎について、解き明かしていきます。

口の堅い運転手であった梶田の過去が徐々に明らかになっていきます。

 

2.『名もなき毒』のあらすじ

シリーズ第2作となる『名もなき毒』では、今多コンツェルン広報室に雇われたクレーマーなアルバイト原田いずみが登場します。

人の好い杉村三郎は、彼女に振り回されていきます。

大人になれないわがままなクレーマーの内面についても知ることができます。

 

3.『ペテロの葬列』のあらすじ

いままでどちらかといえばまったりと進んできた杉村三郎シリーズですが、本書はバスジャックに遭遇するというけっこう過激なストーリーです。

上下巻で計800頁近くもあり無駄に長いとの批判の意見もあるようですが、本書ではマルチ商法詐欺に関する事象を取り扱っており、社会派ミステリー作家としての本質を感じさせてくれます。

 

4.『希望荘』のあらすじ

前作で妻の浮気により離婚し義父のもとでの仕事も失った杉村三郎は、私立探偵を立ち上げます。

本書『希望荘』では、その探偵事務所にやってきた人々のミステリーを解き明かしていきます。

シリーズの中でもかなり評価の高い1冊です。

5.『昨日がなければ明日もない』のあらすじ

2018年11月29日発売のシリーズ第5巻です。

本書では、風変わりな既婚女性たちを相手に杉村三郎が奮闘します。

3編を収録です。

 

終わりに

宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズをまとめましたが、いかがだったでしょうか。

社会派ミステリー作家として数々の作品を書いている作家だけに、本シリーズでも様々な切り口で社会問題に切り込んでおり、読むとなかなかに考えさせられます。

また、宮部みゆきさんの作品は、文量がかなり多い本も多いことでも有名ですが、文章がうまいのでそこまで長くは感じることなく読めるのでよいですね。

宮部みゆきさんの長編が読みたい!という人はぜひ読んでみてください。

他にも宮部みゆきさんの長編で言うと『三島屋シリーズ』などもあります。こちらはホラー時代小説です。

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では今日はこの辺で。良い読書ライフを!