読む順番

小川糸著『ツバキ文具店』シリーズの続編、番外編まとめ

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最近文庫本化された小川糸さんの小説「ツバキ文具店」。

実は続編、番外編があるんです。

今日は、ツバキ文具店シリーズの読む順番と番外編情報についてお話ししたいと思います。

小川糸「ツバキ文具店」とはどんな話なん?

そもそも『ツバキ文具店』ってどんな話なの?

という方もいるかと思いますので、まずは、簡単にあらすじを。

手紙の代書を受け付けている小さな古い文房具屋「ツバキ文具店」

ラブレターから絶縁状、借金のお断りまで何でも引き受けるツバキ文具店には、今日も風変わりなお客さんがやってきます。

まあ、簡単に言えばこんな感じ。

代書といえば綺麗に書くだけ、という印象をいい意味で覆してくれる作品です。筆記具、字体、内容、切手までコダワりクライアントになり切る姿勢は、なるほどこれがプロの技かーと感じました。

ストーリーは心がほっこりする系で誰かに手紙でも書いてみようかなと思えるような、そんな作品です。

また、舞台は鎌倉で、鎌倉の自然の情景とか地図とかもかなり細やかです。おかげで、ちょっと鎌倉に行ってみたくなりました。

ツバキ文具店の続編『キラキラ共和国』とは

とまあ、断片的に感想を書いたところで本題に入ります。

このツバキ文具店ですが、実は2017年に続編が登場しているのです。

それが『キラキラ共和国』です。


キラキラ共和国

第1巻の内容がそのまま続くような感じで、夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、大切な人への最後の手紙などを引き受けていきます。

前作との違いとしては、前作が手紙を軸に話が展開するパターンが多かったですが、本作では結婚し母となった鳩子さんの内面描写とかが多くなっています。

まだまだ伏線はたくさん残っているので今後も続編に期待できそうですね。

 

番外編:ツバキ文具店の鎌倉案内

ツバキ文具店の番外編として、『ツバキ文具店の鎌倉案内』という本が出版されています。


楽天:ツバキ文具店の鎌倉案内 (幻冬舎文庫) [ ツバキ文具店 ]
Amazon:ツバキ文具店の鎌倉案内 (幻冬舎文庫)

内容は、代書のお礼に男爵がご馳走してくれた「つるや」のうなぎの話、初デートでモリカゲさんと食べた和風キーマカレーの話、などツバキ文具店店主の鳩子さんの食にまつわる思い出エピソードが詰まったエッセイ集です。

2018年8月3日発売です。

 

ツバキ文具店のドラマのDVDも発売中

ツバキ文具店シリーズは、2017年に『ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜』としてドラマ化もされています。

主なキャストは以下の通り。

雨宮鳩子(あめみやはとこ)…多部未華子
白川清太郎(しらかわせいたろう)…高橋克典
守景蜜朗(もりかげみつろう)…上地雄輔
楠帆子(くすのきはんこ)…片瀬那奈

そのDVDも現在発売中とのことで、ドラマ派の人はこちらから入るのもありかもです。

DVDボックス↓

ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~ DVD BOX

サウンドトラック↓


NHKドラマ10『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』

著者のミニマムライフのコツをまとめたハウツー本も

ツバキ文具店では、持たない生活、ミニマムライフというのも一つのテーマとなっています。

作品を読んで作者の世界観に引き込まれたという人も多いのではないでしょうか。

そんなツバキ文具店シリーズの著者である小川糸さんは、小説のほかに自身のミニマムライフのコツをまとめた実用本も出版しています。

それがこちらの『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条 』です。

日常を大切に生きる達人である著者が、一生使えるモノの選び方や、とっておきの道具など、少なく贅沢に生きるためのノウハウを余すことなく凝縮した1冊となっています。

著者の世界観に賛同した人はぜひ読んでみてください。小説のルーツにある生き方を感じることができるはずです。


これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

終わりに

小川糸さんは、独特の世界観が魅力だなと思います。

小説でも基本的にいい人しか出てこないので安心して読めてよいですね。

特にツバキ文具店シリーズは、手紙とか鎌倉とかの文化について興味を持つきっかけになる作品だなと思います。

機会がありましたら、ぜひ読んでみてください。

◆同じく珍しいお店系の本

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