6.書評(シングル)

三体第3巻「死神永生Death’s End」のあらすじとか!三部作の完結編!

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三体三部作の第3巻「死神永生」のあらすじを紹介していきます。

英語とか中国語のサイトを翻訳してまとめてみました。語学がそこまで得意じゃないのであってるかは不明ですが、ざっくりはつかめるはずです。

第1巻、第2巻の解説↓

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三体三部作の3冊目「死神永生」の概要

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まずはざっくりと概要を紹介していきます。

ざっくりでいうと、三体文明に出会う前から三体に出会い、そして宇宙が終わるまでの流れを7つの時代に分けて解説した本となっています。

たkる
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具体的には以下の7つです。
  1. Common Era(普通時代)…三体人に出会う前
  2. Crisis Era(危機時代)…三体人が到達するまで
    ここまで第1巻第2巻↑ ↓ここから第3巻
  3. Deterrence Era(抑止時代)…三体人と冷戦状態
  4. Post-Deterrence Era (抑止時代後)
  5. Broadcast Era (配信時代)
  6. Bunker Era(バンカー時代)
  7. Galaxy Era(銀河時代)

このうち第1巻、第2巻で語られた時代が、Common Era(普通時代)とCrisis Era(危機時代)になります。

第3巻では、第1巻、第2巻の時間軸(普通時代、危機時代)について別視点からの語り直しがあったのち、残りの5つの時代について解説されていきます。

で、第3巻全体としてのポイントをまとめると以下のような感じ。

  • 三体文明と冷戦状態が続く地球
  • 本書では三体人よりさらに強大な相手(二次元化する宇宙そのもの?)と対峙する
  • 7つの時代を元に宇宙の終わりまでを表現
  • 最後の手記「The Redemption of Time」はファンによる2次創作が公式化

では、それぞれの時代についてどんな内容が語られるのかを以下にまとめていきます。

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三体人と冷戦状態のDeterrence Era(抑止時代)

まずは三体文明と冷戦状態が続く抑止時代です。ポイントは以下のような感じ。

第2巻での三体人との木星での戦いの生き残りの戦艦「青銅器時代」「ブルースペース」が登場します。彼らは実は第3巻になっても生きていて、そのうち青銅器時代が地球に帰ってきます

しかし、青銅器時代には三体文明との戦闘に敗れたのち、味方艦隊から燃料や食料を奪った罪があり、それを咎められて粛清されます。

で、青銅器時代は、なんとか

「地球には帰ってきてはダメだ!」

というメッセージをブルースペースへと発信し、ブルースペースはそれを受けて逃走します。

三体人と地球は、刺客として重力波抑止システム(三体人から教わった)を持つ艦隊「重力」を送るも取り逃がします。

一方で、地球の科学者たちはDX3906星雲に地球型の惑星があることを発見

この惑星は、前の時代にCheng Xinの持ち物とされていたため、持ち主のCheng Xinから所有権を譲ってもらうため、彼女をコールドスリープから目覚めさせることになります。

で、さらにもう一方では、第1巻、第2巻で三体の刺客として地球に潜り込んでいたスパコンの智子が擬人化され、天文学者のAAAと対話します。

その対話の結果か、三体の座標配信決定権を持つソードホルダの候補にCheng Xinが任命され、他の候補者を退け、彼女がソードホルダになります。

すると、三体人は彼女が自分たちの座標を配信したがらないことを読み、地球への侵攻を開始し、地球の持つ宇宙の配信局を破壊する。

と同時に艦隊の兵器「水滴」が地球の宇宙船「重力」と「ブルースペース」を攻撃する。

ここまでが抑止時代のあらすじです。

たkる
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最後に一気に展開が動きますね!

・Post-Deterrence Era (抑止時代後)

三体人の停戦破棄により、時代は次に進みます。

この抑止後時代では、三体人の水滴攻撃により地球人はオーストラリアへの移住を余儀なくされています。

Cheng XinとAA Aはアボリジニの一族と三体のアンドロイドSophranの庇護下でくらしており、身の安全は確保された状態です。

そして宇宙へと舞台は移り、水滴は重力とブルースペースを見失います

ブルースペースらは偶然にも四次元に逃げ込み、ブルースペースは四次元に捨てられた船と交信する。

そしてその船のAIより四次元はすでに崩壊し三次元になっていること、などを教えられる。

やがて四次元空間から帰ってきた重力とブルースペースは三体への報復として位置情報を放送することを決める。

ここまでが抑止後時代のあらすじです。

・Broadcast Era (配信時代)

続いてはついに座標が宇宙に配信された配信時代です。

この時代では、三体人の恐れていたダークフォレストストライクが始まり、三体世界の3つの太陽のうち一つが、亜光速の物体により破壊されます。

この事象を受け三体人は、地球もまもなく三体世界と同様に破壊されることを悟り、地球の植民地化を断念

結果、地球人は他の大陸に帰れるようになり、役目を終えた三体アンドロイドのソフランも地球をさりますが、彼女は地球を去る前、仲良くなった地球人YunTiamingに暗号化された話を託し、いずれDX3906で再会することを約束します。

このメッセージを解析すると、ダークフォレストストライクは低次元化攻撃であり、それに対する対策として、2つの方法があることがわかります。

一つは光速での移動、もう一つは隔離されたブラックドメインを作ること。

人類は前者の策を選択し、それを実現するためのバンカー作戦を計画します。なお、光速船の研究は一般には禁じられることになります。

・Bunker Era(バンカー時代)

続いてはバンカー時代です。

ここではCheng Xinの元上司のウェードが、秘密裏に光速船の研究を進めるもそれがバレて処罰の対象となります。

そしてウェードは抵抗を試みるも、コールドスリープから目覚めた元部下・Cheng Xinの説得により武装解除し、ウェードは処刑されます。

再び一度Cheng Xinはコールドスリープし、その後、ダークフォレストストライクが始まり太陽系の2次元化され始めた頃目覚めます

ダークフォレストストライクからの脱出には光速が必要であり、地球の公式研究では未だ実現できていないものの、実はウェードの会社が秘密裏に光速船を完成させていたことが前ソードホルダーのLuo Jiより明かされます。

そしてLuo Diより光速船を譲り受けたChengとAA Aは光速船でDX3906へと向かいます。Luo Diはそこに留まり太陽系とともに破壊される。

・Galaxy Era(銀河時代)

最後が銀河時代です。

Cheng XinとAA AはDX3906の惑星ブルーでブルースペースと重力の生き残りの子孫たちと出会います。

そしてそこでコールドスリープされたブルースペースの乗組員であったGuanと話し合い、ChengとGuanは、ブラックドメインを用いた近隣文明の調査を行います。

そこでブラックドメインチェーンによる宇宙の法則を知るも、帰還時に時間の膨張が起こり惑星ブルー時間で1800万年が経過したのち、惑星ブルーに帰還する。

惑星ブルーに残ったYun ChiamingとAA Aはすでに寿命で亡くなっているも、Cheng XinとGuanは岩盤に書かれた彼らのメッセージを発見する。

それによるとYun ChamingとAA Aは小さな宇宙へと逃れ、同じように大きな宇宙から小さな宇宙へ質量を奪った文明がたくさんいたことで、宇宙の収縮が止まったとのこと。

しかし小さな宇宙に質量を移したままだと、やがて裂け目が起こり大きな宇宙が崩壊してしまうため、Cheng XinとGuanは小さな宇宙の質量を全て大きな宇宙へと戻すことにする。

この時Cheng Xinは小さな宇宙に「三体文明と人類の知識の入ったメッセージボトル」を残しました。やがて宇宙が再生したときのために。

これで三体は完結です。

終わりに

という感じでした。いまいちよくわからなかったという人も多いと思います。自分もです。

ただ、大体の流れとして、冷戦時代⇨冷戦崩れる⇨配信からのダークフォレストストライク⇨光速研究⇨惑星ブルーで宇宙の真理を調査⇨何千億年後に戻ってくるも宇宙は崩壊していない→それには理由があった!終わり

みたいな流れです。

これを知っているだけでも実際に読むときに理解の助けになるかなと思いうので、ぜひ参考にしてください。

英語とか中国語ができる人は、すでに完結済みなので是非読んでみるのも良いかのです。

ではまた。良い読書ライフを。

 

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