速読を超える速読法『瞬読』とは何か【感想】

速読を超える速読法『瞬読』とは何か【感想】

目黒の本屋をうろうろしていたときに、ふと目に入ったのがこちらの1冊『瞬読』でした。

いわゆる速読系の本なのですが、どうにもこういう本は定期的に読みたくなってしまいますね。

しかも本書は「従来の速読法とは違い、右脳を活かしたまったく新しい速読法!」と書かれていて、「どうせマスターできない結果に終わるだろうなー」と思いつつもワンチャンと思って購入。

読書のスキルに関しては強きの自己投資しがち(笑)

で、読んでみたので内容をまとめていきます。

『瞬読』とは何か!本書のテーマと構成について

まずは瞬読とは何かという話から始めていこうかなと思います。

本書の構成としては、最初に瞬読(速読)のメリットについてかなり長いこと説明が入り、そのあとで従来の速読法との違いが説明され、そのあとになって、瞬読のやり方と実際のトレーニング内容が出てくる、という流れです。

なかなか本題に入らないが読み飛ばせない絶妙な作り

本書を頭から読んでいるとなかなか本題に入らないという感覚があります。

かといって読み飛ばそうとすると、ちょこちょこ愉快な話があってストップしてしまう。

例えば、年収の高い人ほど読書をするという話の中では、元マイクロソフト社長の成毛さんの例で、如何にしても時間を作るかという質問に対し、もし通勤時間毎日2時間として、これを全てタクシーでいけば、毎日5000円、年間100万円くらいになる。しかし、この得られた読書時間で年200万くらいは稼げるようになるからみんなやったほうがいい。という。

これぞまさに読書への投資!という感じだな!とかそういう方向に思考が引っ張られてしまう。

で、「しまった、そんなことを考えている場合ではない、速く実際のやり方のところまでたどり着かねば!」

と思い直しては、また止められ、、を繰り返して本題に入るまでに20分くらい読んでました(笑)

瞬読の方法とメリット

で、ついに瞬読とは何か、というページに入り内容を読んだところ、瞬読とは右脳を使った速読法であるとのこと。

つまるところ、流し読み・拾い読みの応用技であることが分かりました。

従来の速読法は、主に眼球の動きを極限まで速めて、ページを画像記憶するという形式ですが、瞬読では一瞬でなんとかとらえたページの文字を、アタマの中で瞬間的に再構成して意味を取っていこうというスタイルです。

例えば、「り あ ご」と拾えたらゴリラに変換するとかそういった能力を鍛えていくことで、不完全な情報から全体として意味を取れる状態にしようというもの。

ただ、従来の速読法では1分間2100文字とかが限界だったところを、瞬読なら1分で2万字とかも可能だそうです!

瞬読トレーニングのやり方

本書では、瞬読のためのトレーニングシートが後半に完備されているので、そこでトレーニングをすることができます。

トレーニングは特に難しくはないですが、普段あまり動かさないタイプの脳の動きをするので初めはちょっと疲れました。

シートの内容は、文字の順序が入れ替わった文章とか単語がばーといっぱいあるので、それを頭の中で映像にしていくという単純なもの。

脳の自動変換機能に任せて、ざっくりページ内情報を拾っていくというやり方であるため、瞬読は意味を拾いやすい漢字が多い文章ほど瞬読しやすく、逆にひらがなばかりの文章は読みにくいようです。

終わりに

本書によるとだいたい一時間半のトレーニングで効果が出るとのことで、自分はまだ10分もやっていないので早くなった実感はないのですが、けっこう他にも応用が利きそうな技術だなとは思いました。

本書でも述べられていますが、動体視力が上がったり、空間把握能力が上昇したりもするそうです。

興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。