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上橋菜穂子さん作品の読む順番!初心者におすすめな小説はこれから始めよ!

本記事では、文化人類学者兼作家の上橋菜穂子さんの作品どれから読めばいいのか問題を解決します。

上橋菜穂子ファンの方々に意見を募り、自分の方でまとめました!

ではまずは、上橋菜穂子さんの傾向から見ていきましょう。

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上橋菜穂子とは?どんな作家なのか?テイストを解説

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まずは概要です。上橋菜穂子とはどんな作家なのか、ファンの人たちの意見をもとに、3つの特徴にまとめました。

(自分も好きでそこそこ読んでるんですが、より詳しい人に意見を募るなどをしました)

作家兼、文化人類学者

まず、小説家兼、現役の文化人類学者であるという点が特徴です。

上橋菜穂子さんは、作家であると共に文化人類学者でもあります。文化人類学者としては、オーストラリアの先住民アボリジニの研究を専門としています。

そのため、彼女の作品は、この世と重なる別の世界(精霊などが住む世界)が描かれたりすることが多く、またシャーマン的存在の人物が出て来ることも多いです。

・・ファンタジーだけど地に足ついてるのはバックグランドあってなのかなと思いました。(初耳だった人)

リアルな描写

さらにファンタジー系が多いにも関わらず、そこに出てくる描写がやたらリアルでシズル感があるというのもよく言われています。

何より彼女の作品の最大の魅力は、物語世界に出て来る食べ物の描写がとにかくリアルで、架空の世界の食べ物なのに、物語の行間からその香りや、お肉だったらその焼けるジュージューという音まで聞こえてきそうで、読んでいるだけでよだれが出そうになるところです。

また、アクションシーンや、医術処置に関する部分もやはりリアルです。医術処置に関しては、ご親戚にお医者さんがいるようで、その方にその都度確認して書かれているようなので、だからリアルな表現が可能なのでしょう。

・・大体全部リアル!

王道なファンタジー

内容としてはファンタジーが多め。冒険系が多いですが、考えさせられる世界観もあります。

◆ファンのコメント

ファンタジー小説が多いのです。壮大な世界観で、主人公たちが世の中に立ち向かっていく姿勢が特徴敵だと思います。

上橋菜穂子さんは文化人類学の研究者であり、その専門を活かしてとてもリアルな異文化の世界観を構築される作家です。こんなに物語の背景となる文化が厚みを持ってわかりやすく描かれている日本のファンタジーはなかなかないと思います。

世界観の構築がとに書く素晴らしい作者です。ほかの作者にはない緻密さと丁寧さ、雄大さを感じます。

ファンタジーの世界観が面白い。児童書でありながら、主人公が中年の大人だったりする。

ファンタジーなのに、リアルに想像出来る細かい描写が丁寧に描かれていて、設定もかなり細かく決められているところがすごい。

児童文学作家でありながら、世界観の作り込みが素晴らしく大人が読んでも面白いファンタジー作品を書かれる。

・・・重厚すぎないストーリーなのも読みやすくて良い!けどライトノベルというほど軽くはない。絶妙なバランス!

そんな作家なんです。

上橋菜穂子さん作品の読む順番、初心者にオススメな小説はこれだ!

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続いては読む順番です。こちらは意見が割れまして、9人のマニアに聞いたところ、

  • 精霊の守り人・・4人
  • 獣の奏者・・3人
  • 鹿の王・・1人
  • 精霊の木・・1人

となりました。それぞれ見ていきます。

精霊の守り人

まずは「守り人シリーズ」の第1作「精霊の守り人」です。

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おすすめの理由としては以下の通り。

『精霊の守り人』がおすすめです。王子を守るという目的がシンプルでわかりやすく、旅をするという動きのあるストーリーも追いやすいです。

主人公はもちろん、脇役たちも魅力的で、必ず誰か感情移入できる人が見つかると思います。

・・やや難解な展開も多い上橋菜穂子さん作品の中ではかなり王道。展開も動くので読みやすいですね。

 

彼女の作品の魅力と特色がぎゅっと凝縮された作品だと思うからです。その後は、守り人シリーズを順番に読んでいくといいと思います。

・・シリーズで読んでいくことができます。

 

「精霊の守り人」をおすすめします。理由は上橋さんの物語の中でも話が比較的単純な構成をしているからです。また、アニメ化、実写化もしており初心者でも取っつきやすいと思ったのも理由です。

・・アニメ化、実写化から入るのもあり。

 

精霊の守り人です。アニメ化やドラマ化もしているため、見やすいと思います。また、シリーズものですが、一巻だけでも十分楽しめます。とりあえずなにか1冊だけ読んでみたい方にオススメです。

・・1巻目を読んでよければ2巻へ、ダメなら次の本へと選べます。1巻目から面白い系小説です!

1巻「精霊の守り人」

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2巻「闇の守り人」

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◆第2巻へ進む人へ向けて!

第1作がどちらかというと子供さんたちに人気があるのと違い、第2作は大人の方々に人気があります。

実は、私は第1作よりこちらを先に読みました。

守り人シリーズの主人公である女用心棒のバルサが、自分の過去と決着をつけるために、故郷のカンバル王国に帰郷するという内容で、このカンバル王国の描写が、資源が乏しいし、穀物も豊かに育たない山がちな土地だけれど、人々にどこか温かみがあるのです。

また、ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、この物語のクライマックスというべき場面がとにかく愛情に溢れて、とても温かいのです。

シリーズの読む順番は以下の記事をどうぞ。

上橋菜穂子『精霊の守り人シリーズ』の読む順番と続編・新刊情報まとめ 上橋菜穂子さんの小説『精霊の守り人シリーズ』の読む順番をまとめていきます。 2022.03.02 軽装版 風と...

上橋菜穂子『精霊の守り人シリーズ』の読む順番と続編・新刊情報まとめ

獣の奏者

続いてはこちらも最初に読むべき!との意見の多かった「獣の奏者」です。

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おすすめの理由は以下の通り。

獣の奏者エリンは、大人にも子どもにも読みやすい作品です。主人公の子ども時代から大人に成長するまでが作品になっており、どの年代の読者も自己投影しやすいと思います。

獣の奏者です。アニメ化やマンガ化もされた小説ですが、登場人物の設定など、かなり分かりやすく表現されているのでオススメです。

「獣の奏者」。漫画やアニメにもなっている(どちらも既に完結済み)ことから、自分の好きな媒体で楽しむことが出来るため。

こちらもアニメ化がなされております。成長物語として大人も子どもも楽しめる点が魅力!

ちなみにアニメは内容的な話もあり、途中までとなっています。
(ややダークな世界観のため)

小説↓

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子ども向け↓

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>>【完結済み】獣の奏者シリーズの読む順番と新刊情報まとめ【外伝あり】

鹿の王

続いては鹿の王です。こちらも有名ですね。

鹿の王がお勧めです。謎の奇病が蔓延する世界で父子が奮闘するストーリーとなっており、登場人物が皆個性的でストーリーもわかりやすいので、小学生から読める素敵なファンタジー作品となっています。

社会情勢的に勉強になるとの説もあり、こちらもおすすめ!

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【2021年アニメ化】上橋菜穂子『鹿の王シリーズ』の読む順番と続編新刊情報まとめ

精霊の木

続いては「精霊の木」です。こちらは知らない人もいるかもですが、上橋菜穂子さんのデビュー作なんです。

「精霊の木」作者のデビュー作ですが、ぼんやり発生したものがゆっくり形になっていく、それを目にする人たちの反応や生活、難策にもなりそうなテーマが一冊に詰まっている印象がある本です。次に発表する機会はない、すべてを出し尽くせというような気持で書かれた本という印象があります。

他の作品に比べるとやや荒削りながらも、逆に全力のこもった作品として作者の熱量を感じられます。

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上橋菜穂子さんと似た作風の作家は?合わせておすすめな小説を紹介

上橋菜穂子さんが好きな人が同じく気に入っている、似たテイストの作家+作品のおすすめを紹介します。

宮部みゆき、初期作品

まったく分野は違いますが、宮部みゆきの初期の時代短編集、「あやし」「幻色江戸ごよみ」の主人公たちが同じ気質を持っているといった印象があります。

ファンタジーなら恩田睦の常野物語もしっかりした世界観があるので安心して読めます。

おすすめ↓

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荻原規子「風神秘抄」

上橋さんと共に日本ファンタジー三羽烏と呼ばれる荻原規子さんの勾玉三部作や「風神秘抄」「あまねく神竜住まう国」は、面白いのでオススメです。

特に「風神秘抄」や「あまねく神竜住まう国」は、平安末期を舞台にしていて、後白河法皇とか少年時代の源頼朝とかが出て来るので、ちょうど今大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と時代的に重なるというか、その少し前という感じなので、大河や歴史が好きな人は読むと面白く感じるかもしれません。

また、この二つの作品は、上橋作品と少し似ていて、人間世界と重なる別の世界のようなものも描かれているので、そういう点でもオススメです。

風神秘抄↓

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あまねく神竜住まう国↓

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小野不由美「十二国記」

小野不由美さんの十二国記がオススメです。おなじ、東洋系の異世界のお話で、その世界での価値観に立ち向かうところが似ていると思います。

シリーズで出ています。

【完全版】十二国記の読む順番のおすすめ比較!公式刊行順と時系列順、文庫の違いを最新刊まで徹底解説!

ル・グイン『ゲド戦記』

ル・グインの『ゲド戦記』が、同じように骨のあるハイファンタジーなのでおすすめです。ゲドの成長とその厳しい旅は、上橋菜穂子さんの作品を思わせるところがあります。

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貴志祐介「新世界より」

貴志祐介の新世界よりをお勧めします。同じく1つの世界を舞台にしたファンタジー小説で、非常に読みやすい作品となっています。

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風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカの原版。映画とは異なり、ナウシカの世界や心情の複雑さが描かれています。

理解が難しいので、大人向きですが。

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