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フロスト警部シリーズの読む順番とあらすじまとめ

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R.D.ウィングフィールドの著作『フロスト警部シリーズ』の読む順番についてまとめていきます。

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R.D.ウィングフィールド『フロスト警部シリーズ』とは

『フロスト警部シリーズ』とは、イギリスの作家・R.D.ウィングフィールドによる一連の小説シリーズで、『クリスマスのフロスト』から始まります。

本シリーズでは、仕事中毒で仕事が大好きだけど、一貫性がなく、だらしなくて無能という警部フロストが主人公。このフロストが非常に愛すべきバカで、婦警といちゃついたり、下品なジョークを飛ばしたりしつつも、持ち前の行動力で事件を何とか解決に導いていきます。

700ページ越えの圧倒的な分量ですが、全体に漂うユーモアとフロスト警部のキャラの強さや下品さで、けっこう楽しみながら読み進めることができます。

海外ではドラマ化もされていて、人気のシリーズとして知られています。

R.D.ウィングフィールド『フロスト警部シリーズ』の読む順番

R.D.ウィングフィールドの『フロスト警部シリーズ』の読む順番をまとめていきます。

刊行されているのは以下の通りです。

1.「クリスマスのフロスト」

2.「フロスト日和」

3.「夜のフロスト」

4.「フロスト気質」

5.「冬のフロスト」

6.『フロスト始末』

その他短編集として、『夜明けのフロスト』という作品も出ています。

 

では、それぞれの作品のあらすじを紹介していきます。

1.「クリスマスのフロスト」

シリーズ第1巻の『クリスマスのフロスト』は、シリーズ導入編。

やけに事件の多い田舎町デントンで、名物警部のフロストが事件を解決していきます。

フロストのキャラとプロットのち密さという両面で楽しめ、多くのファンを作った1冊です。

 

2.「フロスト日和」

シリーズ第2巻の『フロスト日和』では、連続婦女暴行事件、浮浪者の殺人など、前巻よりもやや大きめの事件を解決していきます。

とはいえ、フロスト警部の下品さやユーモアは相変わらずで、全体としてユーモラスな世界観をキープしています。

 

3.「夜のフロスト」

シリーズ第3巻の『夜のフロスト』では、フロストの街に、新任部長刑事・ギルモアが配属されてきます。

ギルモアは、配属先の悲惨さを嘆きつつも、さびれた街にそぐわず、なぜか大量に起こる難事件を解決すべく、名物警部のフロストと手を組んで事件を解決していきます。

 

4.「フロスト気質」

シリーズ第4巻のフロスト気質はついに上下巻に分かれます。

子供の寝室に忍び込む怪しい男、裸でゴミ捨て場で遺棄されていた少年、誘拐されて裸で道路に放り出された少女など、様々な事件が舞い込んできます。

常人なら心が折れてもおかしくないくらいの忙しさですが、フロスト警部は持ち前の直観と行動力で突き進んでいきます。

今回の新キャラは美人で男勝りという女性刑事リズと個人的にフロスト警部に恨みを持つキャシディ警部代行です。

 

5.「冬のフロスト」

シリーズ第5巻の「冬のフロスト」は1月の物語。

さらに凶悪犯罪が横行するデンドン所轄では、売春婦殺しは連続殺人、怪盗枕カヴァー、ショットガンを持った強盗犯など殺人の見本市のような状況に。

無能な部下に困りつつも、フロスト警部は休みなしで事件に当たります。

 

6.『フロスト始末』

シリーズ最終巻の『フロスト始末』では、フロストを異動させるべく現れたスキナー主任警部が登場。

徐々に追い込まれていくフロストだが、それでも事件を解決し続けます。

ワーカーホリックの彼がたどる結末とは…?

 

海外ドラマ版「フロスト警部」について

フロスト警部シリーズは、海外ではドラマ化もされていて、こちらのほうが有名でもあります。

「1992年から2009年まで17年間、イギリスITVで放送されるたびに視聴占有率のトップを飾り続けた」という大人気作品として知られています。

なお、2010年に主演のデーヴィッド・ジェイソンが高齢のため現役引退を表明し、ドラマシリーズは完結と相成りました。

 

終わりに

ここまでフロスト警部シリーズの読む順番とあらすじをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

イギリスを中心に世界中で人気の小説で、訳もよくて読みやすいし、笑いあり感動ありのオススメシリーズです。

ユーモアのあるミステリーを読みたい人は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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シリーズ本をまとめる本好き
たkる
たkると申します。大学生のとき読書に目覚めてそれからは年100~300冊くらい読んでます。 読書傾向は乱読で、本を買っては読み、読んでは書き、を繰り返しています。 本サイトではシリーズものの小説や読書グッズのおすすめをメインに紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
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