【ジャンル別】シリーズミステリー小説オススメ30選

【ジャンル別】シリーズミステリー小説オススメ30選

国内外のシリーズもののミステリー小説のオススメについて、そのあらすじを紹介していきます。

読む順番の記事のリンクもつけているので、シリーズを読み始める人はそちらも参照ください。

では、始めていきます。

目次

探偵系ミステリー小説シリーズおすすめまとめ

数が多かったので、いくつかにカテゴリー分けしました。

まずは、探偵が推理するというタイプの小説からです。

東野圭吾『ガリレオシリーズ』

まずは東野圭吾のガリレオシリーズから。

警視庁捜査一課の草薙俊平と帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学のコンビで送る探偵ミステリーで、何かあると湯川を訪ねていくといきます。

探偵役の湯川学が物理学者なこともあり、推理も科学的に行われるのが特徴となっています。

ドラマ化もされ、現在第9巻まで発売中。

 

高村薫「合田雄一郎シリーズ」

続いては高村薫の「合田雄一郎シリーズ」。

この名前だとピンとこないという人も映画「マークスの山」のシリーズと言えばわかるという人もいるかもですね。

作風の特徴としては、エンターテイメント性よりも社会派といった感じで、とにかく淡々と捜査を進めていく重厚な小説といった感じ。

かなり深みのある文章なので、読み応えのある文章を求める人におすすめ。

 

有栖川有栖『国名シリーズ』

続いては、ミステリー小説の大家・有栖川有栖さんの国名シリーズです。

これは作家アリスシリーズのスピンオフ作品で、かつエラリークイーンの国名シリーズのリスペクトでもあるという所属の難しいシリーズですが、『国名+αの謎』となるのが特徴です。

基本は短編集で読みやすいので有栖川有栖入門書としてもおすすめ。

 

宮部みゆき『杉村三郎』シリーズ

続いては、社会派ミステリー作家の大御所宮部みゆきさんの作品です。

基本的には単発作品の多い宮部みゆきさんですが、この杉村三郎シリーズは、現在第5巻まで出版中のシリーズものとなります。

内容は、嫁の実家である今多コンツェルンの広報室で働く(後に独立)杉村三郎が、広報室に訪れるキャラの強い人達の相談を聞くうちにトラブルに巻き込まれていくというストーリーです。

社会問題にも積極的に切り込んでいくのはさすが宮部みゆきさんといった感じ。

 

森博嗣『S&Mシリーズ』

学者であり作家でもある森博嗣の『S&Mシリーズ』です。

『すべてがFになる』から始まる一連のシリーズとなります。

ストーリーとしては、主人公である教授の犀川創平のもとに恩師の娘である西園寺萌絵が厄介ごとを持ち込んで、二人で解決にいくというストーリーです。

作者が物理学者であることもあり、工学的なトリックが多いことでも有名なので、科学好きな人におすすめ。

 

警察ミステリー系小説おすすめまとめ

続いては探偵ではなく主に警察が調査を進めて行くタイプのミステリー小説を紹介していきます。

佐藤青南『行動心理捜査官・楯岡絵麻』シリーズ

まずは佐藤青南の『行動心理捜査官・楯岡絵麻』シリーズです。

このシリーズでは主人公の女性刑事・楯岡絵麻の専門は行動心理学。

迷宮入りしそうな事件に対し、相手のしぐさや行動パターンなどから嘘を身やぶっていきます。

行動心理学という学問にも詳しくなれる作品です。

 

誉田哲也『姫川玲子シリーズ』

続いては同じく女性主人公の警察小説である誉田哲也の『姫川玲子シリーズ』です。

本作の主人公の警部補・姫川玲子は、死体から犯人の特性を見抜くことのできるプロファイリングの達人。

普通の刑事とは異なるアプローチで事件を調査していくのが魅力です。

現在9巻まで刊行中!

今野敏「隠蔽捜査シリーズ」

続いては今野敏さんの「隠蔽捜査シリーズ」です。

このシリーズでは、主人公の警察庁長官官房総務課長・竜崎伸也が警視庁内部の隠蔽とかごたごたについて整理しながら事件を解決していきます。

アメリカ大統領の警護とか、立てこもり事件の現場指揮とか、毎回胃が痛くなるような重大事案を主人公が担当しながら、事件を解決していくのが特徴です。

スパイ・ヤクザ・企業小説系ミステリーおすすめ

続いては、警察でも探偵でもないけど、企業とかスパイとかそういった経済小説的な様相なミステリー小説のオススメを紹介していきます。

吉田修一『産業スパイ・鷹野一彦』シリーズ

まずはこちら。

吉田修一『産業スパイ・鷹野一彦』シリーズです。

主人公の所属するAN通信という会社は、表向きは一般企業ですが、実はスパイ養成所で、子供を保護してスパイに育てあげている組織でもあります。

そこで訓練を受けた諜報員の主人公鷹野一彦が、敵の企業情報を探っていくというストーリーです。

スパイ同士の読み合いの頭脳場面と、敵組織との銃撃戦などのアクション場面の両方を楽しめます。

 

 

スマホを落としただけなのにシリーズ

続いては、最近映画化もされた『スマホを落としただけなのに』シリーズです。

シリーズと言ってもまだ2巻しか出ていないですが、現代の情報化社会の怖さを教えてくれるミステリー小説となっています。

なお、第2巻はスマホを落とさないのでタイトル詐欺です(笑)

 

黒川博行『疫病神シリーズ』

続いては黒川博行の『疫病神シリーズ』です。

この作品では、建設コンサルタントの二宮と、暴力団幹部の桑原というコンビで、ちょっと怪しげな案件に切り込んでいくというミステリー小説。

主人公らが関西人なので、テンポの良い関西弁で会話が進むのも特徴。

毎回違いシノギを攻めていて、次はどう来る?というのが気になる作品です。

 

池井戸潤『下町ロケット』シリーズ

これミステリーなの?という意見もうかがいそうですが個人的にはミステリーだと思っています。

というのも、池井戸潤作品ではたいていは相手に後ろ暗い所があり、途中でそれを暴いて一気に逆転していくという流れが多く、この相手の弱点を暴くところはいわばミステリーです。

下町ロケットシリーズでは、元宇宙科学開発機構の職員だった佃航平が、地元の町工場を継いで事業を立て直すというストーリー。

ドラマ化もされているので今話題の小説です。

 

日常・学園系ミステリー小説

続いては日常系のミステリー小説を紹介していきます。

小路幸也『東京バンドワゴンシリーズ』

まずは、小説版サザエさんとも言われる小路幸也さんの小説『東京バンドワゴン』シリーズ。

老舗の古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家族3世代を中心に、ほのぼのとした日常を描きつつも、ミステリー要素も随所にちりばめられているという作品です。

第一巻の語り手は死んだおばあちゃんという点や、各巻のタイトルがビートルズの曲名という点が斬新な作品でもあります。

安心して読めて、かつハートフルな暖かさに包まれるシリーズです。

 

綾崎隼『花鳥風月シリーズ』

続いては、独特の世界観がすごいと評判の綾崎隼の『花鳥風月』シリーズです。

綾崎隼作品は新潟の名家・舞原一族が作品の随所に出てくるのも特徴出すね。

この花鳥風月シリーズは、基本的には各巻独立ですが、世界観は似ていて、どれも美しく儚い恋を描いた物語となっています。

美しく切ない世界観に浸りたい人にオススメのシリーズです。

 

三毛猫ホームズシリーズ

続いては赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズです。

この作品では刑事の片山とその飼い猫のホームズという異例の組み合わせで事件を解決していきます。

主人公の片山は刑事ですが、ホームズはネコなので日常系カテゴリに入れました。

かなり長編で現在50巻くらい出ています。

ネコ好きな人や大長編を読みたい人におすすめ。

 

ライトノベル系ミステリー小説おすすめまとめ

続いてはライトノベル系のオススメ小説を紹介していきます。

西尾維新『掟上今日子シリーズ』

ライトノベルのミステリー小説というと圧倒的に強いのが西尾維新です。

とにかく筆が早くて、かつキャラも立っているので、数々の人気作品を作り出しています。

その中でも今連載中の人気作の一つが、掟上今日子の忘却探偵シリーズです。

この作品では、主人公は寝ると記憶を失うという特異体質持ち。

かなり不利なようにも思えますが、逆に秘密を絶対に守れるということで探偵に適役とされています。

探偵事務所に来た依頼を片付けていくというのが主な流れです。

 

森晶麿の『黒猫シリーズ』

続いては森晶麿の黒猫シリーズです。

この作品は「黒猫の遊歩あるいは美学講義」という作品から始まるストーリーで、24歳にして大学教授になった天才・黒猫とその付き人である女性大学院生のペアで事件を解決していきます。

文学の美学という独特の学問についても詳しくなれます。

恋愛要素もやや強めで、微妙な距離感の2人の関係も見どころです。

 

辻村七子『貿易商リチャード氏の謎鑑定』シリーズ

続いては、宝石に関するミステリーという新しいジャンルを切り開いた辻村七子の『宝石商リチャード氏の謎鑑定シリーズ』です。

ストーリーとしては外国人で宝石商を営むリチャードと、堅実な公務員志望の大学生中田正義という組み合わせで宝石店を訪れた客の、宝石に関するミステリーを解き明かしていきます。

文体は軽く短編集が多いので読みやすい作品です。

 

青崎有吾『裏染天馬シリーズ』

続いては、平成のエラリー・クイーンと言う触れ込みの作家の青崎有吾氏による「裏染天馬シリーズ」です。

主人公がアニメおたくの学生という点はラノベ風ですが、文体とか推理の進め方はどちらかというとエラリークイーン寄り。

まだ粗削りな感もありますが徐々に読みやすくなっていると評判の今後に期待の作品です。

 

天久鷹央の推理カルテシリーズ

続いては、知念実希人『天久鷹央の推理カルテシリーズ』です。

小柄で童顔な天才である天久 鷹央(あめく たかお)が、病院各科で診断不能とされた患者を診察することで難事件を解決していくという新しいスタイルが魅力のシリーズです。

医者の能力で解決していくというのはブラックジャック的な感じですね。

 

野村美月『”文学少女”シリーズ』

続いては野村美月の『”文学少女”シリーズ』です。

こちらの作品では、物語を紙ごと食べるという文学少女・天野遠子の秘密を知ってしまった主人公・井上心葉が、彼女のために三題噺を作らされることに。

さらに数々の事件にも巻き込まれていき・・・というストーリー。

現在16巻まで出ている作品です。

 

田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ』

続いては『摩天楼』から始まる田中芳樹さんの伝奇アクション小説『薬師寺涼子の怪奇事件簿』シリーズです。

ストーリーとしては東大卒の警視庁のキャリア官僚である主人公・薬師寺涼子が、部下のノンキャリア官僚の泉純一郎とともに不可解な事件を解決していくというもので、特徴は作者自身が「ストレス発散のために書いた」というとおり、従来のミステリー小説の枠組みに囚われない突飛な展開がウリ。

現在第11刊まで刊行中!

SF系ミステリー小説おすすめ

これどこに入れたらいいんだろう?と思った斬新なジャンルのおすすめを紹介していきます。

阿部智里『八咫烏』シリーズ

まずはこちら。

史上最年少で松本清張賞を受賞した阿部 智里さんの代表作『烏に単は似合わない』のシリーズです。

内容としては人とは微妙に違う八咫烏の一族が支配する山内という世界での世継ぎ争いから宿敵との戦いまで展開していくSF系ミステリー小説となっています。

 

仁木英之『僕僕シリーズ』

続いては、第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した僕僕先生シリーズです。

僕僕先生は、古代中国の唐の時代を舞台にしたSFミステリー小説で、当時のニート息子「王弁」が仙人「僕僕」(見た目は美少女だが高齢)に弟子入りするというストーリーです。

色々な地域に出向いては謎を解決していくので、異世界観を味わいつつミステリーを楽しみたい人におすすめ。

 

畠中恵『しゃばけシリーズ』

続いては、畠中恵さんのハートフル妖怪ミステリー『しゃばけシリーズ』です。

この作品では、身体の弱い若旦那と、それを支えるあやかしたちというチームで事件を解決していきます。

ドラマ化されたりもしているようで、今人気の作品。

現在は16巻くらいまで出ています。

 

海外ミステリー小説系オススメまとめ

海外のミステリー小説について紹介していきたいと思います。

スティーグ・ラーソン『ミレニアムシリーズ』

まずはこちら。

全世界で売れに売れているというスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説『ミレニアム』です。

特徴としては、後半の加速度合いがすさまじいこと。

前半で広げすぎではと思っていたストーリーも後半できれいに整頓され、読む手が止まらなくなります。

内容量も密度も桁違いなので、個人的にはかなりオススメ。

 

ネレ・ノイハウス『オリヴァー&ピアシリーズ』

続いてはドイツミステリーの女王と呼ばれる巨匠ネレ・ノイハウスの『オリヴァー&ピアシリーズ』です。

殺人捜査課のオリヴァーとピアという2人が主人公の警察小説で、巻ごとにどちらが主人公としてリーダーシップを取るかは変わります。

特徴はとにかく登場人物が多いこと。

大抵被害者は大勢に恨みを買っていて、容疑者も膨大になる中で、情報を一つ一つ整理していくような操作の進め方となります。

実際の捜査に近い臨場感を味わいたい人にオススメ。

 

 

ジェフリー・ディーヴァー『リンカーン・ライムシリーズ』

続いては、アメリカの推理小説家ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズです。

ストーリーとしては以下の通り。

かつてはニューヨーク市警科学捜査本部長を務めていた主人公リンカーンライムは、とある事件をきっかけに寝たきりの引退状態となっていたが、婦警のアメリアとともに数々の事件を解決していく、というもの。

リンカーンライムは動けないので、主に指令役、実務はアメリアという分担で推理を進めていくのが特徴。

現在13巻まで出ています。

 

ウッドハウス『ジーヴズの事件簿シリーズ』

100年以上にもわたり親しまれるイギリスの古典、ウッドハウス『ジーヴズの事件簿シリーズ』です。

本作品は、英国紳士の社交場には必ず置いてあるといわれるほどポピュラーな作品ですが、日本では意外とマイナーなので読んでおくと国際会議などで活躍できるかも。

 

英国パラソル奇譚シリーズ

続いては、「アレクシア女史、〇〇する」というタイトルが特徴的、ゲイル・キャリガーによる英国パラソル奇譚シリーズです。

このシリーズでは、吸血鬼、人狼、幽霊などの存在が正式に認められた19世紀のイギリスを舞台に、異能を無力化できる主人公・アレクシアが悪を暴いていくというストーリー。

舞台設定の斬新さと、アレクシア女史と異界管理局の捜査官であるコナル・マコン伯爵のラブコメが魅力の作品です。

シリーズは全5巻で完結しており、スピンオフと続編が刊行中!

終わりに

ここまでオススメのミステリー小説をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

数が多かったので一作家一作品としていますが、好きな作家を見つけたらそこを重点的に攻めていくのもよいかなと思います。

ミステリー小説は読む順番が分かりにくいものも多いので、順番に迷った方は参考記事を参照いただければ幸いです。

では、よい読書ライフを!