読む順番

黒川博行『疫病神シリーズ』あらすじと読む順番【ドラマ化続編】

小説家の黒川博行氏の人気サスペンス小説『疫病神シリーズ』。

今日は、そのあらすじ、原作読む順番、ドラマ化情報についてまとめていきたいと思います。

たkる
たkる
軽快な関西弁の掛け合い、毎回違ったシノギをみつける、など他にはない魅力ありです。

 

黒川博行「疫病神シリーズ」とは?あらすじとテイストを解説

疫病神シリーズとは、小説家の黒川博行氏の人気小説『疫病神』から始まる一連のシリーズ作品です。


疫病神 (新潮文庫)

ストーリーとしては、建設コンサルタントの二宮と暴力団員幹部の桑原というコンビが、数々のシノギを得ていくというハードボイルド小説。

舞台が大阪で2人の主人公が両方とも関西人という設定なので、関西弁での掛け合いがテンポがよくて読みどころの一つとなっています。

毎回違うテーマのシノギを攻略していくというテーマの多様性も魅力で、次はこう来たか!という驚きを毎回与えてくれます。

第5作の『破門』は直木賞を受賞したことでも有名ですね。

では、そんな疫病神シリーズの読む順番を紹介していきます。

疫病神シリーズの原作読む順番と各巻あらすじまとめ

第1作の疫病神以降は、漢字2文字のシンプルなタイトルが特徴です。2019年4月現在は7作品出ています。

その読む順番は以下の通りです。※リンクであらすじ部分に飛びます

以下でそれぞれの作品のあらすじを簡単に紹介していきます。

第1巻:疫病神のあらすじ

産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた建設コンサルタントの二宮が、コンビとなる暴力団幹部の桑原と出会い、最初のシノギを得るお話です。

関西弁での掛け合いや、ハードボイルドな立ち回りが見どころです。

 

第2巻:「国境」のあらすじ

続いては第2巻「国境」のあらすじです。

こちらでは、疫病神コンビと呼ばれるようになった二宮と桑原はそれぞれ別件で北朝鮮に飛びます。

しかし到着した平壌は想像を絶する地獄で・・・

というストーリー。

北朝鮮の政治システムや朝鮮総連の役割などかなりリアルなので、北朝鮮事情にも詳しくなれます。

上下巻に分かれた大作です。

 

 

第3巻:「暗礁」のあらすじ

続いてはシリーズ第3巻の「暗礁」です。

こちらでは、相棒の桑原に頼まれ賭け麻雀の代打ちを務める二宮が新たなシノギをつかみます。

その麻雀大会の真相は運送会社の利権にかかわる接待麻雀だったのです。

そこから運送会社の利権をしのぎにするために疫病神コンビが立ち回ります。

そして舞台は沖縄へ!こちらも上下巻です。

ちなみに余談ですが、作者の黒川さんは大の博打好きで、麻雀もかなりやるそうです。麻雀系の小説(というかノンフィクション)とかも書いています。

 

 

第4巻:「螻蛄(けら)」のあらすじ【ドラマ化】

続いては第4巻の「螻蛄」です。

こちらでは、信者五百万人を擁する宗教団体・伝法宗慧教寺の財宝「懐海聖人絵伝」をめぐるスキャンダルを追い求めていくストーリー。

今回はホームの大阪を出て、東京が舞台となります。

タイトルは「けら」と読み、コウロギの幼虫を指す言葉だそうです。

 

第5巻:「破門」のあらすじ

続いてはシリーズ第5巻の「破門」です。

映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。

失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。

禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが・・・

というストーリーです。

直木賞受賞作であり、エンターテインメント性の高い作品となっています。

 

第6巻:「喧嘩(ステゴロ)」のあらすじ

続いてはシリーズ第6巻の「喧嘩(ステゴロ)」です。

「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」

建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負い、選挙戦の暗部を攻略していくというストーリーです。

前作で桑原が組を追われ、組の後ろ盾を失った中でどう立ち回っていくのかが読みどころです。

 

第7巻:「泥濘(でいねい)」のあらすじ

続いてはシリーズ第7巻の「泥濘(でいねい)」です。

こちらでは老人を食い物にする警察官OBが作る自称・親睦団体の「警慈会」が登場。

そこに乗り込んでいく疫病神コンビだが、二宮は拉致、桑原は銃撃を受け心肺停止になってしまう。

その後何とか一命をとりとめるが、どうやって状況を挽回するのか。

という点が読みどころ。

疫病神シリーズのテレビドラマ化の順番について

この疫病神シリーズですが、BSスカパーで連続ドラマ化もされています。

これがちょっと紛らわしくて、原作とドラマで順番が違うんです。

ドラマ化の順番としては、まず2015年に第5作の『破門(はもん)』もドラマ化され、その後、第4作の『螻蛄(けら)』がドラマ化されているという流れ。

また、ドラマ化版は、一応黒川博行の小説を原作とはしているものの、オリジナルエピソードの多い作品となっています。

主演は北村一輝と濱田岳。

◆主なキャスト

桑原保彦(46)/ 北村一輝
二宮啓之(30)/ 濱田岳

動画はU-NEXTとかNetflixとか大体どこでも見られる模様!



U-NEXT

ちなみに原作に忠実にロケ地も大阪です。

すごい人気でしたが、ドラマの続編情報については未定とのこと。

疫病神シリーズの映画化情報『破門 ふたりのヤクビョーガミ』

続いては映画化情報です。疫病神シリーズは第5巻の『破門』が2017年に映画化もされてもいます。

こちらはドラマ版とキャストが違っており、以下の通り。

桑原保彦 – 佐々木蔵之介
二宮啓之 – 横山裕(関ジャニ∞)
渡辺悠紀 – 北川景子
木下 – 濱田崇裕(ジャニーズWEST)

こちらでは原作者の黒川博行と妻の黒川雅子もわき役で出演しています。

 

疫病神シリーズの漫画化情報

疫病神シリーズですが、実は2009年ごろに漫画化もなされています。

原作よりも掛け合いのテンポが悪いという説もありますが、これはこれで違った面白味もある作品です。

なぜか第1巻しか出ていない模様。

・・・なんでなんだろう?(人気を考えたらもっと出てそうなのに)


疫病神 1 (芳文社コミックス)

「疫病神シリーズ」の音声配信情報(AmazonAudible)

疫病神シリーズは小説、漫画、ドラマだけでなく、音声作品としても派生しています。

それがAmazonAudibleで実施されている音声配信としての疫病神シリーズです。

AmazonAudibleとは?

現在は「破門」のみ音声化↓


破門

これを使えばなんと、音声読み聞かせで疫病神シリーズが聞けちゃうんです。値段は定価3500円ですが、無料体験もある模様。

本文の関西弁を完全にマスターしたい人は繰り返し聞いていきましょう!

終わりに。疫病神シリーズ以外の黒川博行作品

疫病神シリーズは、とにかく毎回テーマが違っているのがすごいなと思います。

それぞれの作品は一応独立してはいますが、設定は引き継がれているのでできれば第1巻から読んだ方が楽しめます。

関西弁でのテンポのよい掛け合いなども面白いので、中毒性が高いです。(著者の作品は全体的にアップテンポな関西弁が特徴!)

まだ読んでいない人は機会があったら是非読んでみてください!

おすすめです。ちなみに疫病神シリーズの著者である黒川博行さんの別シリーズについても以下でまとめました。

疫病神シリーズでハマった人はぜひどうぞ!

ではまた、良い読書ライフを!

 

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