黒川博行『疫病神シリーズ』の読む順番おすすめまとめ

黒川博行『疫病神シリーズ』の読む順番おすすめまとめ

小説家の黒川博行氏の人気サスペンス小説『疫病神シリーズ』。

今日は、その読む順番についてまとめていきたいと思います。

疫病神シリーズとは

疫病神シリーズとは、小説家の黒川博行氏の人気小説『疫病神』から始まる一連のシリーズ作品です。

建設コンサルタントの二宮と、暴力団員幹部の桑原というコンビで、数々のシノギを得ていくというハードボイルド小説です。

舞台が大阪で主人公が両方とも関西人という設定なので、関西弁での掛け合いがテンポがよくて読みどころの一つとなっています。

毎回違うテーマのシノギを攻略していくというテーマの多様性も魅力で、次はこう来たか!という驚きを毎回与えてくれます。

第5作の『破門』は直木賞を受賞したことでも有名ですね。

では、そんな疫病神シリーズの読む順番を紹介していきます。

疫病神シリーズの読む順番

第1作の疫病神以降は、漢字2文字のシンプルなタイトルが特徴です。2018年現在は7作品出ています。

その読む順番は以下の通りです。

第1作:疫病神

第2作:国境

第3作:暗礁

第4作:螻蛄

第5作:破門

第6作:喧嘩

第7作:泥濘

以下でそれぞれの作品のあらすじを簡単に紹介していきます。

第1作:疫病神

産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた建設コンサルタントの二宮が、コンビとなる暴力団幹部の桑原と出会い最初のシノギを得るお話です。

関西弁での掛け合いや、ハードボイルドな立ち回りが見どころです。

 

第2作:国境

疫病神コンビと呼ばれるようになった二宮と桑原はそれぞれ別件で北朝鮮に飛ぶ。

しかし到着した平壌は想像を絶する地獄だった。

というストーリー。

北朝鮮の政治システムや朝鮮総連の役割などかなりリアルなので、北朝鮮事情にも詳しくなれます。

上下巻に分かれている大作です。

 

 

第3作:暗礁

相棒の桑原に頼まれ賭け麻雀の代打ちを務める二宮。

その真相は運送会社の利権にかかわる接待麻雀だった。そこから運送会社の利権をしのぎにするために疫病神コンビが立ち回ります。

 

 

第4作:螻蛄

信者五百万人を擁する宗教団体・伝法宗慧教寺の財宝「懐海聖人絵伝」をめぐるスキャンダルを追い求めていくストーリー。

今回はホームの大阪を出て、東京が舞台となります。

タイトルは「けら」と読み、コウロギの幼虫を指す言葉だそうです。

 

第5作:破門

映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。

失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。

禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが・・・

というストーリーです。

直木賞受賞作であり、エンターテインメント性の高い作品となっています。

 

第6作:喧嘩

「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」

建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負い、選挙戦の暗部を攻略していくというストーリーです。

前作で桑原が組を追われ、組の後ろ盾を失った中でどう立ち回っていくのかが読みどころです。

 

第7作:泥濘

老人を食い物にする警察官OBが作る自称・親睦団体の「警慈会」。

そこに乗り込んでいく疫病神コンビだが、二宮は拉致、桑原は銃撃を受け心肺停止になってしまう。

その後何とか一命をとりとめるが、どうやって状況を挽回するのか。

という点が読みどころ。

終わりに

疫病神シリーズは、とにかく毎回テーマが違っているのがすごいなと思います。

それぞれの作品は一応独立してはいますが、設定は引き継がれているのでできれば第1巻から読んだ方が楽しめます。

関西弁でのテンポのよい掛け合いなども面白いので、中毒性はけっこう高いです。

まだ読んでいない人は機会があったら是非読んでみてください!

おすすめです。