綾崎隼『花鳥風月シリーズ』の読む順番!

綾崎隼『花鳥風月シリーズ』の読む順番!

『蒼空時雨』から始まる綾崎隼の花鳥風月シリーズ全6巻の読む順番をまとめていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

花鳥風月シリーズとは

花鳥風月シリーズとは、『蒼空時雨』から始まる日本の作家「綾崎隼」による小説シリーズ。

一応すべての巻は独立しているので、どこから読んでも大丈夫ですが、シリーズを通して世界観は似通っていて、美しく儚い恋を描いた物語が多いのが特徴です。

あと、必ず主要な登場人物に舞原一族の人間が出てくるというのも、花鳥風月シリーズだけではないですが、綾崎隼シリーズの特徴の一つですね。

花鳥風月シリーズの読む順番

では、そんな花鳥風月シリーズの読む順番について紹介していきたいと思います。

現在シリーズ第6巻まで出ていて出版順は以下の通り。

1.『蒼空時雨』2010/1/25
2.『初恋彗星』2010/5/25
3.『永遠虹路』2010/7/24
4.『吐息雪色』2010/11/25
5.『陽炎太陽』2013/5/25
6.『風歌封想』2016/7/23

前半4部作がばばばっと出た後に、5巻目の『陽炎太陽』と、6巻目の『風歌封想』はそれぞれ3年後に出版されています。

以下で各巻のあらすじを簡単に紹介していきます。

1.『蒼空時雨』

ある夜、主人公の舞原零央は、自身の住むアパートの前で倒れていた少女譲原紗矢を助け、行く場所がない彼女を居候させる。

やがて打ち解け始めた2人だったがそれぞれ秘密があって…

というストーリー。

構成が独特で、男女5人の一人称で物語が進み、全体を通してミステリーが紐解かれていくという流れになっています。

「第16回 電撃小説大賞・選考委員奨励賞」受賞作!

 

2.『初恋彗星』

ある夜、主人公の逢坂柚希は幼馴染の紗雪と共に、重大な罪を犯そうとしていた舞原星乃叶を助ける。

星乃叶は紗雪の家に居候するようになり、3人は仲良くなっていく。

一年後、星乃叶が引っ越すこととなり3人は「次の彗星を一生にみる」という約束を交わしその後も手紙でやり取りを続ける。

しかし、星乃叶と紗雪には柚希に対して決して口にすることのできない秘密があって…

というストーリーです。

どことなく『蒼空時雨』と似ていますね。

前作が比較的ハッピーエンドよりだったのに対し、本作は狂おしいほどのすれ違いが読みどころとなっており、悲恋が苦手な人は注意が必要かも。

愛し続けることとは何かを考えさせられる作品です。

 

3.『永遠虹路』

悪魔のように美しく、誰もが羨む歌の才能に恵まれた主人公・舞原七虹をめぐる物語。

シリーズ恒例の構成で、登場人物各視点で物語が進んでいきますが、主人公以外の七虹の心理描写は一切ないので、その本心が一つのミステリーとなっています。

本書では、物語が進むにつれて時間がさかのぼっていくという独特の構成でもあるので、読み終わった後逆から読んでみるのも面白いかも。

 

4.『吐息雪色』

幼い頃に両親を亡くして以来、妹の真奈と二人で生きてきた主人公結城佳帆は、図書館の司書をしていた舞原葵依に恋をするも、葵依には4年前に失踪した妻がいて・・・

一方で佳帆の側にも秘密があって、二人の秘密が紐解かれどんな結末を迎えるのか、というのが本書の読みどころです。

蒼空時空、初恋彗星、永遠虹路の三年後の世界軸でもあるようで、ちょくちょく他作品のキャラが出てきます。

 

5.『陽炎太陽』

ある村に引っ越してきた転校生・舞原陽凪乃は村中から忌み嫌われることに。そんな中、唯一心を通わせた主人公の響野一颯は、何を犠牲にしてでもその未来を守ると誓うも、大学生となり彼女とは音信不通となる。

大学生になって別の彼女と交際を始めた一颯の前に、突如陽凪乃が現れて・・・

というストーリー。

今ある愛と、過去の約束。そのはざまで揺れる太陽の純愛ミステリーです。

 

6.『風歌封想』

主人公2人の手紙形式で物語が進むという斬新な構成。

「風の便りであなたのことを聞きました。」という一文から始まる物語では、高校時代の同級生であったという差出人から舞原和颯あてに8年ぶりに手紙が届き、手紙のやり取りで物語が進みます。

とはいえ、後半には当然シリーズ恒例のミステリー要素もあり、あっと驚く結末に・・・

3年ぶりのシリーズ最新刊ということで期待が高まっていた人もきっと満足できる1冊。

終わりに

ここまで花鳥風月シリーズのあらすじと読む順番をまとめてきましたが、 いかがだったでしょうか。

花鳥風月シリーズは1巻完結型で構成も視点が変わっているので、個人的には小説よりもドラマとか映画向きなのかなと思います。

今後映像化されることもあるかと思うので、人気が出て品薄になるまえに読んでおくとよいのではないでしょうか。