読む順番

ネレ・ノイハウス『オリヴァー&ピアシリーズ』読む順番

ドイツミステリーの女王と呼ばれるネレ・ノイハウスの代表作となる警察小説『オリヴァー&ピア』シリーズの読む順番をまとめていきます。

被害者が恨みを買っている人であることが多く、容疑者を含め、とにかく登場人物が多いことが特徴の作品です。

たkる
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世界累計1000万部突破の大人気ドイツミステリー!2019年10月に最新第7巻「生者と死者に告ぐ」が登場!

では始めていきます。

刑事オリヴァー&ピアシリーズとは

刑事オリヴァー&ピアシリーズとは、『悪女は自殺しない』から始まるドイツの小説家ネレ・ノイハウスによる一連の小説シリーズです。

殺人捜査課のオリヴァーとピアという2人が主人公の警察小説で、たんに事件を解決するだけでなく、けっこう深い社会問題にも言及していく社会派ミステリーとなっています。

文章の特徴としては、被害者が恨みを買っている人であることが多く、容疑者を含め、とにかく登場人物が多いこと。

また、複数の事件が並行して進行することも多く、実際の捜査に近い感覚を味わえるシリーズです。

ちなみにオリヴァー&ピアシリーズは各巻のページ数が平均500ページくらいあるのでかなり大作となっています。気合を入れて読み進めるとよいかなと思います。

刑事オリヴァー&ピアシリーズの読む順番

オリヴァー&ピアシリーズの読む順番はちょっと難解です。

というのも、日本語版として翻訳された順番が、ドイツ語原作で執筆された順番と異なるからです。

なので、日本での出版順に読んでいくと話が入れ替わってしまいます。(日本では第三作の『深い傷』が最初に翻訳されています)

では、以下に執筆順(ドイツ本国での出版順)で並べます。

たkる
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この順番で読みましょう!

では、各巻のあらすじを見ていきましょう。

1.『悪女は自殺しない』

シリーズ第1巻となる『悪女は自殺しない』では、悪女イザベラが殺された事件について主人公らが調査します。被害者が悪女すぎるがために恨みをもつと思われる容疑者は膨大な数にのぼり・・・

というストーリーです。

第1巻ということで著者自身もまだこなれていない部分もあり、人物も多く展開もごちゃっとしているのでけっこう読みにくいとも評判。

自信がない人は読み飛ばすのもありです。

 

2.『死体は笑みを招く』

動物園で発生されたバラバラ死体について殺人捜査課の刑事オリヴァーとピアが調査します。

調査の結果、被害者は環境保護家であることがわかるも、被害者は様々な人物に上身を買っており・・・というストーリーです。

この被害者が恨みを買いすぎて、容疑者が多すぎるぜ!という流れがこのシリーズ特有の動きですね。

 

3.『深い疵』

日本で最初に出版されたシリーズ第3巻。

アメリカ大統領顧問が射殺された事件について主人公らが調査します。

司法解剖の結果、被害者はナチスの元武装親衛隊であったことが判明。

犯人を絞り込む手掛かりとなるか、という矢先に第二第三の事件も発生し・・・というストーリーです。

ナチスの話はドイツが本場なのでやはり迫力があります。シリーズ最高傑作との呼び声も高い1冊です。

 

4.『白雪姫には死んでもらう』

シリーズ第4巻『白雪姫には死んでもらう』のテーマは冤罪と差別です。

11年前の連続少女殺人事件で逮捕されていた男が刑期を終えて故郷に帰り冤罪だと主張するも受け入れられず、彼や彼の家族にも隣人からの差別と暴力が降りかかります。

舞台はドイツですが、日本もけっこうドイツと似た部分が多いので読んでいて思うところはあるかと思います。

 

5.『穢れた風』

シリーズ第5巻の『穢れた風』では、風力発電設備会社で起きた殺人事件を調査します。

本巻では再生エネルギーの利権関係がテーマとなっています。

なおメイン主人公のオリヴァーは妻を失ったことで調子が良くないので、サブ主人公のピアがリーダーシップを取っていきます。

 

6.『悪しき狼』

シリーズ第6巻の『悪しき狼』では、虐待跡のある溺死体が上がった事件を調査していきます。

調査の中で第二の事件も発生し、その背後には巨大な犯罪組織の影も・・・というストーリーです。

テーマは児童虐待や婦女暴行かなと思います。

7.生者と死者に告ぐ

最後は2019年に発売の 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ最新刊「生者と死者に告ぐ」です。

こちらでは恨みを買うような人間ではない人が相次いで狙撃される連続殺人が発生。

さらに、警察署に“仕置き人”と名乗る謎の人物から死亡告知が届き、主人公らが調査に乗り出します。

被害者たちの見えざる関係性とは・・・?

というストーリー。

 

終わりに

オリヴァー&ピアシリーズは登場人物が多いので読むのが大変ですが、一応巻頭に登場人物一覧がついているのでそこを参照できます。

警察の実際の捜査ってこんな感じでかなり膨大な情報量を処理していくんだろうか?と本シリーズを読むと思います。

探偵みたいに独立した事件ではなく全体としてつながりをみるのが大変そうですが、警察になって殺人事件を調査したりしたい人には参考になるかなと思いました。

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