読む順番

半沢直樹シリーズ原作の読む順番【ドラマ続編決定・オレバブ】

ドラマ『半沢直樹』は一大ブームとなるほどの人気を誇りましたね。

ドラマをみて原作を読もうかなと思った人も多いのではないでしょうか。

半沢直樹シリーズの原作は、池井戸潤著の『オレたちバブル入行組』から始まる小説です。

ドラマが始まるまでは元々「オレバブシリーズ」と呼ばれていたそうですね。

この順番が地味にわかりにくかったので、まとめてみようかなと思います。

池井戸潤『半沢直樹・オレバブシリーズ』とはどのような物語か?

まずは池井戸潤さんの『半沢直樹・オレバブシリーズ』について概要を紹介していきます。


オレたちバブル入行組

本作は銀行員・半沢直樹を主人公にしたお仕事小説です。

このシリーズは経済小説で、主にメガバンクの銀行内部での出世争いの熾烈さとか、粉飾決済を暴いていくミステリー感とか、嫌な上司などを最後に倒す王道バトル感とかが描かれます。

池井戸潤さんの作品は、前半はやられっぱなしで後半に一気に逆転する展開が多いですが、その逆転ぷりが最も強いのがこの「半沢直樹シリーズ」です。

溜めて溜めて開放する!

みたいなスタイルで後半まで行けば倍返しですが、やられている時間が長いので、根気強くない人はドラマで見るほうがよいかも!小説は忍耐力が必要となります。

半沢直樹シリーズ・原作とドラマ版の違い

そしてこの半沢直樹シリーズですが、ドラマで人気が爆発した作品と言えます。

ドラマが大ブレイクして「倍返し」が流行語になったりした作品ですが、実は池井戸潤さんの小説の中では元々それほど人気な作品ではなかったんです。

ドラマ映えする作品だったといえばそれまでですが、じゃあ、ドラマと小説で何が違うのか、というのが気になるところ。

個人的には以下の3つが違いかなと思っています。

1.ドラマのほうがテンポが良い

2.小説ではあまり倍返しと言わない

3.半沢直樹と妻の仲が小説版のほうが悪い

ざっくり解説すると、小説版は前半部分のやられタイムがけっこう読むのが大変。後半の爽快さ!みたいなのはドラマも小説もありますが、そこに行きつくまでのハードルの点でドラマのほうが楽です。

また、ドラマ版では代名詞にもなっていた「やられたらやり返す!倍返しだ!」という言葉ですが、実は小説版ではあまり使われません。

確か第1巻だと、前半から後半に移るところで1回使われるくらい。

ドラマのほうがインパクトがあります。

3つめに小説版では半沢直樹と妻の華の仲がけっこう悪いんです。会社では上司にいじめられ、家に帰っても妻と喧嘩!というストレスめっちゃ溜まりそうな生活がややリアルすぎるので若干仲のよいドラマ版のほうが良いなと思いました。

池井戸潤のオレバブシリーズの読む順番と各巻あらすじ

では、半沢直樹シリーズの概要をざっくり説明したので、ここからはシリーズの読む順番を紹介していきます。

池井戸潤の原作「オレバブシリーズ」は、以下の通りです。

1作目:オレたちバブル入行組

 

2作目:オレたち花のバブル組

 

3作目:ロスジェネの逆襲

 

4作目:銀翼のイカロス

 

1作目と2作目がぱっと見名前が似ていて紛らわしいですね。

では、各巻の簡単なあらすじを紹介します。

第1作:オレたちバブル入行組

まずは、第1作『オレたちバブル入行組』のあらすじです。


オレたちバブル入行組 (文春文庫)

1作目のあらすじとしては、バブル時代に銀行に入社(入行)した主人公の半沢直樹たちがその後数年たって中間管理職の課長となったところからスタートします。

 

第2作:オレたち花のバブル組

続いては第2作目の『オレたち花のバブル組』です。


オレたち花のバブル組 (文春文庫)

2作目は、主人公が次長に昇格して老舗ホテル「伊勢島ホテル」の再建を行う話です。元々はこの2作で完結の予定だったみたいですね。

ちなみにドラマ『半沢直樹』では1作目と2作目の内容が描かれました。

 

第3作:ロスジェネの逆襲

続いては第1作、2作の大人気を受けて作られた第3作『ロスジェネの逆襲』です。


ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

3作目は、主人公の半沢が東京中央銀行の子会社「東京セントラル証券」に出向して以降の物語。主人公たちより下のロスジェネ世代の活躍がテーマとなります。

 

第4作:銀翼のイカロス

そして現在(2019年5月)の最新刊が第4巻の『銀翼のイカロス』です。


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楽天:銀翼のイカロス (文春文庫) [ 池井戸 潤 ]

第4作では、破綻寸前の航空会社、帝国航空の再建を任されます。本作では、政府との戦いが主となりスケールはかなり大きくなります。

半沢直樹ドラマ化続編情報について

ちなみに2013年にドラマ化されて一大ブームとなった半沢直樹シリーズのドラマ化続編が2019年5月に制作決定となって模様。

キャストもそのまま堺雅人、制作もTBSとなるそうです。

これまでドラマ化されているのが、第1作と第2作なので、今度は第三作の『ロスジェネの逆襲』がドラマ化されるのではないかなと思います。

時期等は未定。

終わりに

自分はドラマも好きでしたが、半沢直樹シリーズは原作から入った口でした。原作を読むと、ドラマでは半沢直樹の代名詞ともなっているあの言葉をあまり言わないことに驚かれるかもしれません。

「借りは必ず返す。倍返しだ」は各巻で本当に要所で1回、2回使うくらいです。

敢えてそこを今か今かと待ちながら読むのも面白いかもしれませんね。

半沢直樹シリーズは池井戸潤の著作特有の、最初はどん詰まりで嫌な敵にやられっぱなしが続くものの、後半で一気に巻き返して勝利!という勧善懲悪のストーリーの魅力が、特に強く出ている作品だなと思います。

逆に切れやすい人は前半で投げ出してしまうかも(笑)
ただ、前半を耐えた後の後半のスカッと感はひとしおです!

がんばって前半を読み切る価値はあると思うので、投げ出しがちな方もぜひ読んでみてください!

ではまた。良い読書ライフを!

一気に読みたい人は合本版もオススメ。


合本 半沢直樹【文春e-Books】

以下に池井戸潤さんの作品をまとめました!よければご一緒に読んでいってくだされ↓↓