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「ホームズの娘」のあらすじと感想!探偵一家×怪盗一家な第3巻

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ルパンの娘シリーズ第3巻「ホームズの娘」を読んだので感想とかを書いていきます。

動画も作りました!(10分弱です)

文章派の人はこのままお進みください。

では始めていきます。

「ホームズの娘」はルパンの娘シリーズの第3巻

まずはホームズの娘の立ち位置について簡単に紹介します。

この「ホームズの娘」という作品は、「ルパンの娘」から始まるシリーズ本の第3巻で、時系列的には第2巻の直後となります。

第3巻から読んでも何とかストーリーは通じると思いますが、第1巻から徐々に範囲を広げてきた世界観とか因縁があるのでできれば第1巻から読む方がおすすめ。

第1巻の内容は今ちょうどドラマもやっているので、第1巻分はドラマで見て、第2巻から読み始めるというのもありかなと思います。

ホームズの娘のあらすじ(まだネタバレはない)

では、第3巻の「ホームズの娘」のあらすじを紹介していきます。

ここの章まではまだネタバレはないので未読の人も読み進めて大丈夫です。※第2巻「帰ってきたルパン」分のネタバレはあるかもです。続き物なので悪しからず。

第3巻ホームズの娘では、第2巻に引き続き、警察一家の息子である桜庭一馬と同じ部署の後輩で探偵一家の娘である北条美雲が殺人事件を調査していくという場面からスタートしていきます。

第1の事件の犯人はほぼ決まっているような感じで、あとはどうやったのか、みたいな推理をしていきます。

というのは、プロローグの部分で、とあるマンションの一室にて浮気を理由に離婚を切り出された男が、妻から「実家に金を返せ」と言われ完全犯罪サイトにて妻の殺害を依頼する場面が出てきているため。

なので、犯人はこの夫だろうなーというのは当たりはつくけど、アリバイもあるみたいだしなんでだろう?みたいなところを調査していく内容です。

この事件自体はそこまで大掛かりなものではないんですが、その裏に第2巻の最後で出てきたLの一族最後の一人の姿が見え隠れして・・・

というのが本書の本筋になります。第2巻と同じ流れですね!

それ以外にも美雲と華の兄が食事に行ったりとか、ホームズ一家の党首が出てきたりとか、ホームズ一家も本格的に物語に参戦してきて三つ巴の様相が強まります。

ホームズの娘の感想(ちょっとネタバレがあるかもしれない)

では、ここからはバーっと読んだ後の感想を書いていきます。

ここからはちょっとネタバレもあるかもなので、まだの人はご注意を。

このホームズの娘を読んだ第一の感想は、キャラを変えることで、結婚問題をもう一回やるというプロットがうまいなー!と思いました。

第1巻では和馬と華の交際と結婚をメインにしていて、警察一家×探偵一家という対比を描いていましたが、この2人についてはすでに事実婚状態なので、ネタとしては使えない。

でもこのシリーズの魅力はそこにあるし、じゃあどうするのか、という時に今度は探偵一家の美雲とLの一族の渉の2人にフォーカスして、探偵一家×怪盗一家という流れでもう一回メインどころをリピートしているのがすごいと思う。

普通おんなじ内容を繰り返したら、なんかマンネリ化するものだけど、キャラを変えるとまた新鮮な感じになるんだなというのを学びました。

全体のプロットとしても、Lの一族のエースである間宮礼子はプランナーとして暗躍するだけでなかなか姿を見せない、というのは第2巻とほぼ同じ展開。

しかも後半の事件も、華たちが人質に取られ、それを探していくという点も同じです。

なので内容的には全然目新しさはないはずなのに、今回は推理側に美雲を加え(前巻ではメイン事件では現場がわだった)、ホームズ一家の面々も登場させるなどの配置転換を行うことで、面白さはそのままに、新鮮さを出しているという点に作者の力量を感じました。

・・・「プロットそのままでキャラの配置を変えるこのパターンずるない?無敵やん!天才かよ。」と思いました。ぜひ他の小説とかでもぜひ使って行って欲しいなと個人的に思った項目!

終わりに

ここまで簡単にではありますが、「ホームズの娘シリーズ」のあらすじと読んだ感想をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

第2巻、第3巻の内容もいずれはドラマ化とかがされるとは思いますが、早く続きが知りたいという人はぜひ読んでみてください。

そういえば余談ですが、怪盗×警察の夫婦という似た設定の小説を見つけましたので合わせて報告します。

赤川次郎さんの以下の小説で、20巻くらい出ています。

赤川次郎『夫は泥棒、妻は刑事シリーズ』の読む順番2019年現在、「ルパンの娘シリーズ」がドラマ化で人気を博しています。 実は同じように夫婦で刑事と泥棒という小説アンドドラマがあっ...

以上です。ではまた。良い読書ライフを!