社会

高齢ドライバーおすすめ本レビュー『運転をあきらめないシニアの本音と新・対策』

75歳以上の高齢者ドライバーによる事故が多発している今日この頃。

時事ネタにも少し詳しくならねば!と思って、シニアドライバー向けの本を読んでみました。

それがこちらの1冊『運転をあきらめないシニアの本音と新・対策』

この本がかなりよかったので紹介していきたいと思います。

『運転をあきらめないシニアの本音と新・対策』の内容

この本では、シニアドライバーにありがちなミスとか若いころと違っているところなど、高齢ドライバーならではの注意点を、シニアドライバー視点で書いていくという内容です。

高齢者ならではの本音のところを知ることができるので、車に乗らない人や若い人にもおすすめの1冊。

 

とここまではまあ、ふつうの本なんですが、本書のすごいなと思うところは以下の3点。

1.6000人以上の高齢者ドライバーにインタビューしてありがちポイントを%で表している点

2.75歳以上の高齢者ドライバーが免許更新で受ける認知能力試験を紙上で再現して受講できるようにしている点。

3.免許の返納以外にもサポートカーの利用など、どうしても車が必要な人にも選択肢を用意している点。

非常に内容が濃いです。

ではそれぞれ説明してきます。

1.6000人以上の高齢者ドライバーにインタビュー

本書では、大きく2つのパートに分かれています。

一つ目のパートでは「シニア運転者の18の本音とその対策」という名様になっていて、シニア運転手にありがちなミスポイントをまとめられています。

そしてすごいのが、6000人以上のドライバーをアンケートしてその結果をパーセンテージで示している点です。

右下に歩行者の飛び出しに気が付かずヒヤッとしたことがある(355/6929人が「はい」と回答)、とか何故か斜めに駐車してしまう(493/6929人が「はい」と回答)というように、あるあると思ったポイントがどのくらい一般的なのかを知ることができます。

さらにそのありがちポイントに対する対策とかも、大きい字でわかりやすく書かれています。

2.高齢者ドライバーが免許更新で受ける認知能力試験を紙上で再現

本書の2つ目のポイントは、高齢者ドライバーが免許更新の際に受講を義務付けられている「認知能力試験」の模擬試験を本の中で受けられるという点

高齢者ドライバーの中には、ちょっと不安があるけど次回の更新までは受講する機会がないし、そのまま運転しておこうかーと思っていたら急激に認知能力が低下してしまった!という人がいるかもしれません。

わざわざ免許センターまで行かずとも、本書を読むだけで自分の認知能力が把握できるというのは便利だなと思いました

3.免許の返納以外の選択肢を用意している点。

3つ目にいいなと思ったのは、本書では免許を返納するかしないか、という2択だけでなく、サポートカーを使うなどの第3の選択肢についても解説されている点です。

運転に不安を感じているけど、物理的に車がないと生活が成り立たないという地域に住んでいる人とかはやっぱりいると思うし、そうなると免許を返してもどうせ生活できないんだから、リスク込みで運転するしかない!ということにもなりかねません。

そこで本書を読むと自動ブレーキ、ペダル踏み間違え時の加速度抑制装置などが付いたサポートカー、サポートSカーが紹介されていて、「あ、じゃあ、これに変えようかな!」という光明が見えたりするかもです。

 

終わりに

高齢者ドライバーは最近の流れで肩身の狭い立場におかれていますっが、本書を読んで勉強すると最適なスタイルが見えてくるはずです。

高齢者ドライバーの見落としポイントを把握することもできるので、両親や祖父母の運転が不安でという人にもおすすめです。

是非読んでみてください。おすすめです。

では、また良い読書ライフを!