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海堂尊さん作品の読む順番!初心者におすすめの小説はこれだ!チーム・バチスタほかまとめ

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本記事では、海堂尊さんの小説作品のおすすめと読む順番などを解説します。

医師免許を持った作家さんで「チーム・バチスタ」シリーズが有名です。

◆本記事でわかること

✔︎海堂尊さんとはどんな作家なのか?(作風や魅力)

✔︎海堂尊さん作品どれから読めば良いのか?(初心者向けオススメ)

✔︎海堂尊さんが好きな人が好きになるであろう作品(似た作家+作品)

以下ではまず作風の特徴から見ていきましょう。

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海堂尊とは?作風や魅力を解説。

まずは作風を簡単に解説します。

特徴は以下の通り。

元医師のリアリティある医療描写

まず最大の特徴の1つは作者が医師免許を持った医師であるという点です。

実際のお医者さんという事もありとてもリアリティがあります。作品によってはSF的な要素があったりするのですが医療の知識を元に説明されるとなるほど…っと違和感なく世界に入り込め読みやすいです。

医師免許を持っていて、医師として以前は活動していたということで、リアリティに溢れた医療作品を読める

作家兼医師なので、医療物の作品にリアリティがあって面白いです。

医療小説に特化しています。専門的知識に裏付けされた病院の事情と作者の展開力が合わさって、壮大なスケール感で話が進んでいくことが特徴だと思います。

ディテールのリアリティさだけでなく、知識がなくても読みやすい点も特徴と言えます。

時事問題を切り取った作品も多い

作品は医療系が多く、単発作品では時代時代の話題になった件に関する作品もあります。

現役のお医者様だということです。時代の話題になっていることを辛口でパロディにしてくるところが面白いです。

シリーズ作品を通して広がる世界

シリーズ作品もいくつかあり、それぞれで繋がりがあったりもします。

登場人物のキャラクターが特徴的。

あるシリーズの主要人物が別シリーズでもちょこっと登場するといった演出が多いです。

桜宮サーガと呼ばれる世界観の広がりや作品を横断してお気に入りの人物を追うような読み方をできるのも面白い

・・「桜宮サーガ」はチーム・バチスタの栄光より始まる著者の代表作シリーズです。

海堂尊さん作品の読む順番!初心者におすすめの小説はこれだ!

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続いては初心者がまず読むべき作品のおすすめを紹介します。

結論を言うと「チーム・バチスタの栄光」が8割で圧倒的でした。

以下でいくつか紹介していきます。

初めにチーム・バチスタの栄光。その後、バチスタシリーズかみ面白ければシリーズを進めていき、別のシリーズを読みたいと思えばブラックペアンシリーズへ。

クロスオーバー、スピンオフ作品を含む多数のシリーズが展開されていますが、発刊順に読むのではなく、それぞれのシリーズごとに読んでいくことをオススメします。

まずは「バチスタシリーズ」、次に「ブラックペアンシリーズ」、「海堂シリーズ現代篇」、「極北シリーズ」、最後に「キューバ革命を始めとするその他」の順が一番作品を楽しむことができると思います。

バチスタシリーズから入るのがおすすめ。よく○○事件とかあの一件といった思わせぶりなワードが出てくるが、これは別作品への導線でその作品中には説明がないことが多いので、「何かあったんだな」くらいの感じで読み流して差し支えない。

イノセントゲリラの祝祭あたりから、ストーリー性より医療界に対する著者の主張のようなものが前面に出てきがちになるので好みが別れると思う。

時系列についてはファンブックのようなものが刊行されていたと思うので、それを参照するともっと楽しめるかもしれない。

「チーム・バチスタの栄光」

まずは一番人気だった「チーム・バチスタの栄光」です。

オススメの理由は以下の通り。

◆ここがおすすめ!

ドラマでもやっていたチーム・バチスタの栄光です。本が苦手な方でもドラマを見た後などに読むと想像の幅も広がって面白いと思います。

ほかの人の意見を見る

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チーム・バチスタの栄光。この作家さんが注目を浴びた作品であり、その後にスピンオフ的にここから派生していくので。

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『チーム・バチスタの栄光』です。1度ドラマ化されていて有名な作品なので取っ付きやすいと思います。文庫版で発売されており、分厚くないので読みやすかったです!

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「チーム・バチスタの栄光」 医療ミスなのか、殺人なのか、誰がどう関与しているのか、とにかく先が気になってページをめくる手が止まらない作品です!また、シリーズの始まりにして、力のない内科医の主人公が何故院内のキーパーソンに祭り上げられていくのかの出発点なので、この作品を読まないと後のシリーズを楽しむことができません。

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「チームバチスタの栄光」がお勧めです。高難易度のバチスタ手術を巡ってのミステリですが、田口と白鳥のコンビが秀逸ですし、医者たちの矜持と苦悩が伝わってくる傑作です。

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「チームバチスタの栄光」がおすすめです。おすすめ理由は主人公が研修医という設定で、医療業界の基礎知識を作品中に散りばめられているからです。素人ではわからない疑問を解決することもできる作品になっています。

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チームバチスタの栄光は、少しミステリーっぽくもあったけれど、面白かったし、この作家さんを知るきっかけになりました。死亡時画像診断もこの小説で初めて知りましたし、勉強になったので。

こちらの読む順番はちょっとむずいので以下の記事を参照ください。

>>【2022年最新】海堂尊「チームバチスタ・桜宮サーガ」の読む順番!最新刊「黙示録」まで!

「ブラックペアン」

続いては著者初期の人気作「ブラックペアン」です。

「ブラックペアン」です。初期の作品であり、その後有名となった「チームバチスタ」の伏線も描かれています。まずは「ブラックペアン」を読んで、次は「チームバチスタ」シリーズで良いと思います。

「黙示録 2020 災厄の襲来」

続いては2020年の社会情勢を反映した「黙示録 2020 災厄の襲来」です。

「コロナ黙示録 2020 災厄の襲来」が今おすすめです。

なんといっても、今の時代にぴったりです。元総理や現知事などをほうふつとさせる人たちが出てきて面白いです。

時代の当事者だけに興味深く読めます。

海堂尊さんが好きな人におすすめな似た作風の作家と作品

最後に似た作品を紹介します。

神様のカルテ、夏目草介

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田舎の病院を舞台に展開される物語。個性的な登場人物の会話等も面白く、癒やされる。

ーー

夏川草介「神様のカルテ」です。海堂さんと同様に医師であり、作家でもある夏川さん。こちらは地域医療の現場なので、より素朴な話が多いですが、やはり医師の視点という意味で興味深いものがあります。

>>【2021年ドラマ化+続編新章】神様のカルテシリーズの読む順番と新刊情報まとめ!

『天久鷹央の推理カルテ』

『天久鷹央の推理カルテ』シリーズです!これも作家兼医師の方が書いていて、面白い医療ものの小説です!

・・よりエンタメ寄りで読みやすい作品。ドロドロ政治系要素がないです。

>>【最新刊は久遠の檻!】天久鷹央の推理カルテシリーズの読む順番!刊行順と時系列と番外編まとめ

「ブラッド・ブレイン」

医療を題材にした物ではありませんが、殺人鬼とタッグを組み難解な事件を解決しようと行動する様子は、どうなるんだと読んでいて面白いです。

真山仁の「ハゲタカ」シリーズ

医療ではなく、経済小説ですが、展開が壮大なところが似ていると思います。

>>真山仁『ハゲタカシリーズ』原作小説の読む順番

山崎豊子「白い巨塔」

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山崎豊子の「白い巨塔」がおすすめです。大学病院を舞台にした作品で、派閥争いをリアルに描いている点が興味深いからです。

森見登美彦『四畳半神話体系』

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この作品自体もおもしろいが、この作家も同じ登場人物を別作品にも登場させるような演出が多いので、おなじみのメンバーが出てきて懐かしくなるような感覚が似ていると思う。

続編も出ましたね。

>>文庫『四畳半タイムマシンブルース』のあらすじと感想レビュー!『四畳半神話大系』の続編

カミュ「ペスト」

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ちょっと違いますが、時代の特徴をよくとっているということでは、カミュの「ペスト」も良いと思います。ある意味医学的な話だし、哲学的なところもあって考えさせられます。

 

***

以上が海堂尊さんのおすすめでした。

医療系ではかなり有名な作家で、重厚なのが多い医療系小説の中ではかなり読みやすいです。

ぜひ読んでみてください。

個人的にはやはり代表作シリーズの「チームバチスタの栄光」がおすすめ。あとは近代の南米を描いた「ポーラースターシリーズ」もよかったです。

 

ではまた。良い読書ライフを!

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シリーズ本をまとめる本好き
たkる
たkると申します。大学生のとき読書に目覚めてそれからは年100~300冊くらい読んでます。 読書傾向は乱読で、本を買っては読み、読んでは書き、を繰り返しています。 本サイトではシリーズものの小説や読書グッズのおすすめをメインに紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
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